協力業者さんの募集について話していると、「どんな人と組みたいですか」という質問と同じくらいの頻度で、「逆にどんな場合は合わないんですか」と聞かれることがあるんです。良いことばかり並べても、実際に組んでみてからギャップを感じてしまうのはお互いにとって良くないと思うので、今日は正直に、ミスマッチになりやすいケースについて話してみようと思います。
連絡のタイミングがどうしてもズレてしまうケース
一番わかりやすいミスマッチは、現場の状況報告や予定変更の連絡が遅れがちになってしまう場合です。例えば、搬入経路が思っていたより狭くて追加の資材が必要になった、というようなことは現場では普通に起きます。それ自体は全然問題なくて、むしろよくあることなんです。ただ、それがわかった時点で連絡をもらえないと、こちらもお客様への説明や次の案件の調整ができなくなってしまうんですよね。
うちとしては、現場の判断そのものに細かく口を出すつもりはなくて、「何が起きたか」を早めに共有してもらえれば、あとはお互いのペースで進めて構わないと思っています。逆に言うと、報告をあとからまとめてでいいと考えてしまう方だと、ちょっとずつすれ違いが積もっていってしまうんです。これは技術の問題ではなくて、仕事の進め方の相性の話なので、どちらが悪いということでもないんですけど、組み合わせとしては難しくなりやすいところだと思っています。
実際にあったケースでは、現場で予定外の追加作業が発生したのに、その日のうちに連絡がなく、翌日の請求の段階で初めてこちらが把握する、という流れになってしまったことがありました。追加作業自体は必要なものだったので問題なかったんですが、お客様への説明が後手に回ってしまい、少し気まずい思いをしたことがあります。こういう小さなズレが重なると、お互い気持ちよく仕事を続けづらくなってしまうんですよね。
お客様対応の感覚が大きく違うケース
もう一つ、現場で差が出やすいのがお客様対応の部分です。エアコン工事はお客様のお宅やオフィスに直接お邪魔する仕事なので、技術がしっかりしていても、挨拶や後片付け、ちょっとした説明の仕方で印象が大きく変わってしまいます。うちに依頼が来る案件は、ケイズエアシステムという看板のもとで動いてもらう形になるので、ここの感覚がかなり違う場合は、事前にしっかり話し合うようにしています。
実際にあった話として、技術的には申し分ないのに、作業後の説明をほとんどせずに帰ってしまう、というケースがありました。悪気があったわけではなく、その方の中では「工事が終わったら用件は済んでいる」という感覚だったんだと思います。でも、お客様からすると「ちゃんと説明してもらえなかった」という印象になってしまうんですよね。こういうギャップは、一度話をすればすり合わせられることも多いので、最初から相性が悪いと決めつけるわけではなく、まず対話してみることを大事にしています。
逆に、几帳面すぎて作業後の清掃や説明に時間をかけすぎてしまい、一日に回れる現場数が極端に少なくなってしまう、という方もいます。丁寧さ自体は悪いことではないんですけど、仕事量として見込んでいたペースと大きくずれると、こちらのスケジュール調整が難しくなってしまうことがあるんですよね。
技術より「一緒に仕事を進めやすいか」を見ている理由
うちが協力業者さんを見るときに、技術力はもちろん大事な前提なんですけど、それ以上に気にしているのは、一緒に仕事を進めやすいかどうかという部分です。技術が高くても、こちらとのやり取りが噛み合わない関係が続くと、現場に無理なしわ寄せが出やすくなってしまいます。逆に、経験がまだ浅い方でも、わからないことを早めに聞いてくれたり、状況をきちんと共有してくれる方だと、現場を重ねるごとにどんどん仕事がしやすくなっていくんです。
だからこそ、最初の数件は様子を見ながらお願いする案件を決めていますし、こちらからも遠慮せずに「ここはこうしてもらえると助かります」という話をするようにしています。これを窮屈に感じる方もいるかもしれませんが、うちとしては、最初に少し手間をかけてすり合わせておいた方が、後々お互い気持ちよく仕事を続けられると考えているんですよね。
よく聞かれるのは、「最初のすり合わせでうまくいかなかったら、もうお願いされなくなるんですか」という質問なんですが、そういうわけではありません。一度伝えたことを踏まえて次の現場で変わってもらえれば、それで十分だと思っています。一回で完璧に合わせてもらうことを期待しているわけではなく、お互いに歩み寄っていく過程として捉えているんです。
ミスマッチは「ダメ」ではなく、合う現場を探すきっかけ
ここまで書いたようなケースに当てはまったとしても、それがその方の仕事全体がダメだという話では全くありません。単価の感覚や、得意な工事の種類、動けるエリアなど、業者さんごとに向き不向きがあるのは当然のことです。うちと進め方が噛み合わなかったとしても、別の会社ではすごく重宝される、ということは普通にあると思っています。
うちとしても、無理に合わせてもらうより、お互いにとって無理のない関係を作れる業者さんと組んでいきたいと思っています。だからこそ、登録の段階で少し話を聞かせてもらったり、最初の案件を試しにお願いしてみたりしながら、ゆっくり相性を見極めていくようにしているんです。合わないかもと思ったら、無理に続けるのではなく、お互い早めに正直に伝え合えればいいと思っています。
結局のところ、うちが求めているのは「完璧な業者さん」ではなくて、「一緒に現場を作っていける業者さん」なんですよね。多少の不器用さや経験不足があっても、それはやっていくうちに埋まっていくものだと思っています。大事なのは、お互いが正直に状況を伝え合える関係を作れるかどうか、という一点だけだと考えています。
こういう話も含めて、実際どんな感じで協力業者さんと組んでいるのか、もう少し詳しく聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。











