協力業者募集の話をすると、条件面よりも先に「実際の働き方ってどんな感じなんですか」と聞かれることが多いんです。単価とか契約の話は大事なんですけど、それより先に、毎日どうやって仕事が決まって、どう動くのか、現場に入ってみたらどんな感じなのか、そこが気になるのは当然だと思うんですよね。今日はそのあたりを、できるだけ具体的にお話ししようと思います。
仕事の割り振りは、前もってわかる形を目指している
うちで協力業者さんにお願いする工事は、基本的に数日前には現場の情報が伝わるようにしています。新設工事なのか、入れ替えなのか、設置場所の階数や搬入経路の様子、必要な資材の有無なんかを、事前にできるだけ伝えた上でお願いする形です。当日いきなり「今日これやってください」という進め方だと、協力業者さんの方も準備ができなくて困ってしまうと思うので、そこは意識して段取りを組んでいます。
とはいえ、エアコンの仕事って急な故障対応とか、どうしても前日や当日に動いてほしい案件が出てくるのも事実なんです。そういうときは、無理にお願いするのではなく、対応できる方に声をかける形にしています。「今日は厳しい」と言われたら、それはそれで全然問題ありません。受けるか受けないかの判断は、協力業者さん側にちゃんと残しておきたいと思っているんですよね。
よく聞かれるのが「断ったら次から仕事が減るんじゃないか」という不安なんですけど、そういう運用はしていません。たまたまその日は都合が悪かった、というだけの話で、継続的にお願いするかどうかとは別の話だと考えています。むしろ、無理に受けてもらって現場でトラブルになる方が困るので、スケジュールが合わないときは早めに言ってもらう方がありがたいくらいです。
実際の割り振りは、担当者が一人ひとりの得意分野や稼働状況を見ながら決めています。例えば天井埋め込み型の経験が多い方には、そういう案件を優先してお声がけしますし、新築工事に慣れている方には新築の案件を中心に、という具合に、できるだけ得意な仕事とかみ合う形で依頼するようにしています。これは効率の面だけでなく、協力業者さんが無理なく力を発揮できる方が、結果的にお客様にとっても良い仕事になると考えているからです。
繁忙期と閑散期の波は、正直に伝えておきたい
エアコン工事の仕事は、夏前の設置工事が一気に増える時期と、逆に落ち着く時期の差がどうしても大きいんです。これを隠して「安定して仕事がありますよ」と言うのは、協力業者さんにとって不誠実だと思うので、ここは最初からはっきり伝えるようにしています。繁忙期は依頼が立て込みやすく、逆に閑散期はどうしても案件数が減る、という波があるのが実際のところです。
その波をどう乗り越えるかという点で言うと、繁忙期は複数の協力業者さんに案件を分散してお願いすることで、一人の方にしわ寄せが集中しないように調整しています。閑散期については、メンテナンスやクリーニングなど設置以外の案件もできるだけ組み合わせて、仕事が完全にゼロになる期間を減らす工夫をしているところです。ただ、これも完全に平らにできるわけではないので、協力業者さん側でも他の仕事と組み合わせながら動いている方が多いというのが実情です。
直行直帰できるか、本社に顔を出す必要はあるか
これも聞かれることが多い話なんですが、基本的には現場に直行して、終わったらそのまま直帰する形で問題ありません。資材の受け取りや工具の確認などで事前に本社に寄ってもらうこともありますが、毎日必ず顔を出さないといけない、というような縛りは設けていません。現場までの移動時間も含めて、協力業者さんそれぞれの働き方に合わせてもらえればと思っています。
本社とのやり取りは、電話やチャットでのこまめな連絡が中心です。現場で予定外のことが起きたとき、例えば搬入経路が思っていたより狭かったとか、追加の作業が必要になりそうだとか、そういう状況はできるだけ早めに連絡してもらえると助かります。逆にうちから一方的に細かい報告を求めることはなく、必要な連絡が取れていれば、それ以上の管理は極力しないようにしています。
現場に入って最初の数回で、お互いの感覚を合わせていく
新しく協力業者さんにお願いするときは、最初の数件はこちらも様子を見ながら進めますし、協力業者さん側もうちの進め方に慣れていない部分があると思います。例えば、現場での写真の残し方とか、お客様への対応の仕方とか、細かいところで会社ごとにクセがあるものなので、最初のうちはそのあたりを丁寧にすり合わせる期間だと思ってもらえればいいかなと思います。
数件やってみて、お互いのやり方や相性がわかってきたところで、お願いする頻度や案件の種類も自然と決まっていく、という流れが多いです。最初から「毎週これだけお願いします」というような決め方はしていなくて、実際に一緒に仕事をしてみてから、ちょうどいいペースを見つけていく感覚ですね。
この最初の数件のときに、特に気をつけているのがお客様対応の部分です。工事そのものの技術はもちろん大事なんですけど、お客様のお宅にお邪魔して作業するという点では、挨拶の仕方や後片付けの丁寧さも含めて、うちの看板を背負って動いてもらうことになります。ここは一度すり合わせておけば、それ以降は特別な確認なしに安心してお任せできるようになるので、最初の期間を大事にしているんです。
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