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空調メンテナンスとはどういうことをしていくの?業務内容をわかりやすく解説!

 

こんにちは、八王子の空調設備会社、株式会社ケイズエアシステムです。

今回は

空調メンテナンス

というものについて話していきます!

空調設備の仕事において、メンテナンス、つまり「保守点検」というものは大きな比重を占める業務になってきます。

空調メンテナンスを怠ってしまうと、エアコンの故障などに繋がってしまう恐れがあるので、かなり重要なんですね。

そんな空調メンテナンスとはどのようなことを行なっていくのか?

具体的にお話していきますので、空調メンテナンスの仕事を始めようと思っている方や、単純に興味があるという方もぜひ参考にしてみてください!

 

空調設備とはそもそもどんなものか?

そもそも空調とは何かいうと、主に「エアコン」のことを指します。

空調設備という言葉は「空気調和設備」の略で、実はエアコン以外にも空調設備は数多くあります。
例えば「加湿器」も立派な空調設備だし、「空気清浄機」も空調設備です。

空調設備は、

・換気
・湿度調整(加湿器、除湿機)
・配管

の要素から成り立っているもので、これらの一部の機能を持っていれば空調設備なんですね。

 

その中でも特にエアコンというのはその全ての要素を兼ね備えているし、やはり使われる頻度が圧倒的に高いんです。

今もはやエアコンが使われていない建物はなくて、昔ながらの日本家屋以外はまず間違いなく設置されていますよね。
電車や車に乗っていても、エアコンはあります。

私たちの生活の中で最も密接に関わっている空調設備はエアコンなので、近年は「空調設備=エアコン」という認識が強まっていますね。

【関連記事】
空調設備とは何なのか?定義を詳しく解説します!

 

空調メンテナンスとは?

じゃあ「空調メンテナンス」とは何かというと、主に「エアコンのメンテナンスを行う仕事」のことを言います。

定期的にエアコンを確認して、故障の原因となるような部分がないかをチェックしていきます。

 

上の方で、「今はどこでも当たり前のようにエアコンが使われている」ということをお話ししましたが、もしエアコンが急に故障して使えなくなったとしたら、どうなると思いますか?

 

例えば夏場のコンビニでエアコンが使えなくなったら、まず間違いなく「お客離れ」というものが起きてきますよね。

少し涼みにコンビニに入るというお客さんもいるだろうし、中が暑かったらすぐに出て行ってしまうということが考えられます。
また冷蔵庫があるのですぐに影響はないかもしれませんが、万が一にも商品が傷んでしまうということも考えられますよね。

 

あとは「病院」を例にすると、病院にはお年寄りや病気で体が弱っている人が多くいる中でエアコンが故障してしまうと、それが夏場の場合「暑さで具合を悪くする人が続出する」恐れがあります。

最近は特に夏場は30度を超えるような日が続くので、エアコンが故障するとかなり危険なんですね。

 

普段目立たないですが、エアコンというのはもはや「現代社会には欠かせない設備」で、そのエアコンが壊れないように定期的にメンテナンスをしていきます。

 

メンテナンスとは具体的にどのようなことをするのか?

じゃあ空調メンテナンスとは具体的にどのようなことをしていくか、主に行なっていく業務をこれから詳しく解説していきます。

 

温度測定

空調メンテナンスではまず「測定」をしていきます。

測定とはどういうことをするかというと、エアコンの「吸い込み温度、吹き出し温度」などを確認していきます。

エアコンは空気中の「熱」を冷媒が運搬することで温度調節を行なっていますが、冷房の時に室内機からはちゃんと冷たい空気が出ていて、室外機からは熱を含んだ暖かい空気が吹き出されているか?

暖房の場合はその逆で、室内機から暖かい空気が出ていて、室外機からは熱を室内に運んだ後の冷たい空気が出ているかを確認します。

万が一夏場に室外機から冷たい空気が出ている場合は、うまく熱の運搬ができていないと判断できるので空調メンテナンスの対象となってきます。

 

ガス漏れ、水漏れ確認

測定の他には「ガス漏れ」や「水漏れ」も確認していきます。

エアコンは、配管の中を通っている「冷媒(フロンガス類)」が熱を運搬することで空気の温度を調節していますが、その冷媒が配管から漏れていないかを確認します。

近年「フロンガス」の制限が世界的にかなり厳しくなってきており、日本でもフロンガスは資格を持っている人でないと処理などをすることができません。

フロンガスが万が一配管から漏れ出ていると、エアコンが効かなくなるというのはもちろん、オゾン層の破壊などの環境破壊につながってしまう恐れがあるため、空調メンテナンスをする際は特に注意しないといけないポイントの一つです。

【関連記事】
フロンガスはエアコンでどんな役割を持っているの?

 

水漏れも、空気を冷やす際に結露が起こって室内機や室外機に水が発生するのですが、その水が流れる構造に故障が生じてしまうと水漏れが発生し、エアコンの故障に繋がってしまいます。

水漏れを放置すると床が水浸しになるなどの恐れもあるので、空調メンテナンスをする際は必ず確認していきます。

 

フロンガスの圧力測定

その他には空調メンテナンスの際に「フロンガスの運転圧力の測定」もします。

配管内のフロンガスが適切な圧力で注入されているかを確認する作業で、もし圧力が強いと配管の破損に繋がったり、逆に圧力が低いと熱の運搬を上手くすることができなくなり、エアコンの効きが悪くなってきてしまいます。

ちなみに現在「フロンガス」は業務用エアコンでしか使われていないんですが、業務用エアコンでも「代替フロンガス」が使われるようになってきています。

代替フロンガスはフロンガスよりもオゾン層破壊の作用は少ないものの、「温暖化」の原因になってしまう温室効果ガスなので、こちらも資格がないと扱うことができません。

 

配管温度

そして「配管の温度」も空調メンテナンス時にはチェックしていきます。

配管温度に問題がある場合は配管の破損につながる恐れがあるので、冷媒の圧力を確認して注入し直すなどしたり、配管部分の補修などを行なっていきます。

 

以上が、空調メンテナンス時に主に行う具体的なメンテナンス内容になってきますね。

1つでも保守点検が漏れると、エアコンの故障につながる可能性が高まるので、注意が必要です。

 

空調メンテナンスは縁の下の力持ち

上の方でもお話ししましたが、現代社会においてもはやエアコン無しの生活はあり得なくなってきています。

特に今後は「高齢化」も進む中で、エアコンが無いと高齢の方が熱中症を引き起こしてしまうようなケースも増える恐れがあるので、その重要性は今後も増してきます。

 

その中で「空調メンテナンス」というのは、エアコンを快適に使うために欠かせない業務になってきます。

空調メンテナンスは、「人々の生活に直結する仕事」なんですよね。

そういう風に考えられると空調メンテナンスの仕事にもやりがいを持って取り組めるようになるし、さらに頑張ろう!みたいに思えますね。

また、もし今後「空調の仕事をしたいと思っています!」という方もぜひ今回の記事の内容を参考にして、仕事を始めるかどうか考えてみてくださいね。

空調設備会社では多くの場合、空調メンテナンスの業務も行っているので覚えておいて損は絶対にないので!

 

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