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エアコン取り付けって建設業?建設業許可票の取り方は。

エアコン取り付けって建設業?建設業許可票の取り方は。

 

こんにちは、八王子の空調設備会社、株式会社ケイズエアシステムです。

今回は、

エアコン取り付けの仕事は建設業なのか?

そして、

建設業許可はどのように取得すればいいのか?

ということについても触れていきます。

エアコン取り付けって、「エアコンという家電」を扱うので「電気工事のイメージ」がある方も多いと思うのですが、実際のところはどうなのかと。

またエアコン取り付けの仕事を今後始めたいと考えている、という方もいると思うので、具体的にどのような仕事をしていくのかについてもお話ししていくので、ぜひ参考にしてみてください!

 

そもそもエアコン取り付けの仕事はどういうことをするのか?

前提の話として「エアコン取り付け仕事」というのはどういうことをしていくかというと、まず基本的には家庭や施設にエアコンを設置していく仕事のことを言います。

 

家庭用エアコンの場合、やはり自分でエアコン設置をするのが難しい場合が多いと思うんですね。室外機や配管の設置などは、知識が無いとなかなかできることでは無いので。

この家庭用エアコンの設置工事をメインの事業にしている空調設備会社も多いです。

 

そして施設に設置する業務用エアコンの取り付け工事。

業務用エアコンの場合は室内機と室外機の距離が非常に離れていたり、エアコンの設置方法などが家庭用とはかなり異なってきます。
室内機と室外機を繋ぐ「配管」が、業務用エアコンの場合は非常に長いんですね。

エアコン取り付けというよりも配管工」ということを弊社代表もよく言っています。

エアコンを設置する際も、家庭用エアコンの場合はコンセントにプラグ挿すだけで電源を供給することができますが、業務用エアコンは「端子台」と呼ばれるものに電線を繋げる必要があるんです。
その作業には「電気工事士2級」の資格が必要で、資格が無い人は業務用エアコンの電源を繋ぐことができません。

 

家庭用エアコンと業務用エアコンの設置工事で、仕事の内容も実はかなり違ってくるんですね。

【関連記事】
エアコン取り付け工事とは何?どういうことをするのか

 

取り付け以外の仕事もある

またエアコン取り付け、いわゆる「設置工事」以外にも、保守の仕事や取り外しの仕事もあります。

保守は「メンテナンス」ですね。特に施設の業務用エアコンについて、定期的に

配管に破損はないか
エアコンはちゃんと温度調整できているかどうか

といったことを確認していきます。

スーパーやショッピングモール、病院などの施設の場合エアコンが急に故障してしまうとお客離れにつながり、病院の場合は特にお年寄りが多いので倒れる人も出てしまうなどの危険もあります。

そういった意味では保守の仕事もかなり重要になってきます。

 

取り外しも古くなったエアコンを付け替える際に必要な作業ですね。

エアコンには「フロンガス」が使われていて、空中にフロンガスを放出するのは現在法律で禁止されているので、エアコンの破棄というのもエアコン業者の重要な業務になってきます。

 

エアコン取り付けは建設業なのか?

それで「エアコン取付は建設業なのか?」という話に戻りたいんですが、間違いなく建設業の一部です。

建物の工事に関わるわけなので、エアコン取付も建設業の業種の一つなんですね。

建設業なので、当然ながら「建設業許可票」も必要になってきます。

エアコン取り付けの仕事をするには、「管工事建設業許可」を取得する必要があります。管工事建設業許可を取得すれば、個人でエアコンの仕事で開業して一人親方になるといったことも可能になります。

 

管工事建設業許可を取得するには?

建設業許可の取得方法についても触れていきたいんですが、管工事建設業許可を取得するには以下の要件が必要になってきます。

経営業務の管理責任者】:建設業を営んでいた会社の役員経験又は個人事業主としての経験を少なくとも5年間以上有している

専任技術者】:施工管理技士の資格を持つ人が1人でも常勤している

誠実性】:建設業の営業に関し、不誠実な行為を行う恐れのないこと

財産的基礎】:500万円の資金調達能力があること

引用元:神奈川県HP

 

以上の要件を満たすことで、建設業許可を取得できます。

これは必ずしも複数人で満たす必要はなく、一人で経営業務や専任技術者の要件を満たすことでも取得することが可能です。

これから会社を興したいという場合は、経営業務は専門の方を雇った方がスムーズだと思いますが、一人親方として全ての業務をこなしてエアコン取り付けの仕事をしていくこともできる、ということですね。

 

建設業の中でエアコン取り付けは将来有望

空調設備業界は建設業という広い業界の中の一部なわけですが、エアコン取り付け業、空調設備業界というのは実はかなり「将来的に安泰」という風に言うことができるんです。

会社の安全性などを測る指標に「自己資本比率」と「ROA(総資本営業利益率)」と呼ばれるものがあるのですが、それらが軒並み他の建設業、例えば建築や土木に比べて「数字が良い」んです。

つまり「経営が安定」しているということが言えるんですね。

【関連記事】
空調設備業界の将来性について。実は建設業の中でかなり将来性がある業界です!

 

エアコン自体が誕生したのがここ「30~40年」の話なので、業界的に非常に「若い」んです。
他の業界よりも全体的に若い人が多く(弊社では30~40代がメインで働いています)、活気もある業界と言えますね。

なのでもし建設業の中で仕事を探しているという場合は、エアコン取り付け業、空調設備業界というのはかなりおすすめできます。

エアコンというものが無くならない限り消滅することがない仕事だし、現代社会においてもはやエアコンが使われなくなるというのはあり得ませんからね。

 

エアコン取り付けは世間に必要とされる仕事

建設業自体、生活と密接に繋がっている仕事な訳ですが、その中でもエアコン取り付けの仕事というのは「みんなに快適な生活を提供する」という面において、もはや欠かすことができないものになっています。

今はどこに行ってもエアコンが無いということはありませんよね。

車や電車に乗ってもエアコンが効いているし、自分の家はもちろんどこかに買い物に行ってもエアコンのおかげで快適に生活することができる。

そういった意味では、「直接的に人の役に立てる仕事」という風に言えるんです。

 

エアコンがもしこの世から無くなったとしたら、近年は夏場は非常に熱く高齢化も進んでいる中で、熱中症で倒れるような人もかなり増えてきてしまいます。

エアコンはあまり目立ちませんが、「重要なインフラ」なんです。
そのことに気がつけると本当にやり甲斐を持って働くことができるし、仕事を好きになることができますよね。

あなたが今もしエアコン取り付けの仕事を始めようと思っている、という場合は始められることをぜひおすすめしますし、すでに仕事をやられているという方はそのことを改めて知ることで、自分の仕事に誇りを持てるようになると思います。

 

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