新しい機種や工法の勉強会って、実際どのくらいやってるんですか、と聞かれる話

新しい機種や工法の勉強会って、実際どのくらいやってるんですか、と聞かれる話

協力業者さんの面談をしていると、「新しい機種とか新しい工法が出たとき、どうやって対応してるんですか」と聞かれることがよくあるんです。エアコン業界って、メーカーのモデルチェンジや配管の規格変更が結構な頻度であって、ベテランの職人さんでも「あれ、これ前のやつと取り付け方違うな」ってなることがあるんですよね。今日は、うちでやっている勉強会とか情報共有の仕組みについて、正直なところをお話ししようと思います。

目次

勉強会は「やらないと困る」から始まった、わりと実務的な理由

うちが勉強会をやるようになったのは、何か立派な教育方針があったからというより、もっと現実的な理由からなんです。数年前、あるメーカーが室外機の設置金具の仕様を変えたことがあって、知らずに現場に入った協力業者さんが現地で立ち往生してしまったことがあったんですよね。そのときに「これは先に情報を共有しておかないと、現場で困るのは協力業者さん本人なんだ」と痛感して、それ以来、新しい機種や工法が出るタイミングで、簡単な情報共有の場を設けるようにしています。

なので、うちの勉強会は座学でみっちり何時間も、みたいな大げさなものじゃありません。新しいモデルのカタログと実物の写真を見ながら、「ここが変わった」「ここで引っかかりやすい」というポイントを30分くらいでさらっと共有する、くらいの規模感です。参加者が多いときは本社で集まってやることもありますし、人数が少ないときは現場の合間に立ち話で済ませることもあります。形式より、情報が届くことの方を大事にしているんですよね。

実際にあった例で言うと、インバーター制御の配線が従来と変わった機種が出たときは、図面を見ながら「ここの端子台の位置が変わっているので、慣れている人ほど逆に注意してほしい」という話をしたことがあります。経験が長い方ほど「いつものやり方」で体が動いてしまうので、変化があったときほど一度立ち止まって確認してもらう、という意味合いが強いんです。

他にも、配管の施工方法が変わった時期があって、そのときは実際に失敗しやすいポイントを写真付きで共有したこともあります。文章だけで説明するより、実物や写真を見ながらの方が頭に残りやすいと感じていて、できるだけ現場に近い形で伝えるようにしているんですよね。

参加は任意、でも「知らなかった」を減らしたいという思い

この勉強会、参加を義務にはしていません。協力業者さんはそれぞれ自分の現場を抱えていますし、わざわざ時間を作ってまで参加してもらうのは申し訳ないという気持ちもあります。ただ、できれば一度は顔を出してほしいとお願いすることはあります。理由は単純で、現場で困ってから対処するより、事前に知っておいた方がお互い楽だからなんですよね。

参加できなかった方には、話した内容を簡単にまとめて共有するようにしています。最近は職人PRIDEの中に情報を残すこともあって、後からでも「あの勉強会、何の話だったんだっけ」と確認できるようにしているんです。口頭だけで終わらせると、聞き逃した人がそのまま現場で困ることになりかねないので、記録を残すというのは地味ですが大事にしているところです。

ベテランと若手が同じ場にいることで生まれるもの

勉強会をやっていて面白いのは、ベテランの協力業者さんと、まだ経験の浅い方が同じ場にいると、自然と情報のやり取りが生まれることなんです。新しい機種の説明をしているときに、ベテランの方が「それ、前の型番でも似たようなことあったよ」と補足してくれたり、逆に若手の方が「このメーカーのアプリ、設定がこう変わってました」と最近知った情報を教えてくれたりするんですよね。

うちとしては、一方的に本社が教える場というより、お互いが知っていることを持ち寄る場になってくれたら、というのが理想に近いです。実際、ベテランの職人さんの中には「最近の若い子の方が新しいアプリの操作とか詳しいから、逆に教わることもあるよ」と笑って話してくれる方もいて、そういうやり取りが自然に起きるのは、うちが仕込んだというより、現場で働く人たちの良さだと思っています。

もちろん、全員が積極的に発言するタイプではないので、黙って聞いているだけの方も多いです。それでも構わないと思っていて、情報が届いていれば、その場で発言するかどうかは本人の自由だと考えています。

勉強会に出たから評価が上がる、という仕組みにはしていない

ここは誤解されやすいところなんですが、勉強会への参加を評価や仕事量の基準にはしていません。参加する・しないで依頼する仕事の量を変えるようなことはなく、あくまで情報を届けるための場という位置づけです。忙しくて参加できない方が不利にならないように、という点は特に気をつけています。

ただ、新しい機種を扱う現場をお願いするときは、情報を知っている方にお願いした方がスムーズなのも事実です。だからこそ、勉強会に出ていなくても困らないように、後からでも情報が追える仕組みを整えておくことが大事だと思っているんですよね。知っているかどうかで現場の仕上がりが変わってしまうのは、できるだけ避けたいところです。

うちが目指しているのは、経験が浅い方でも新しい情報にちゃんとアクセスできて、ベテランの方は自分の知識を押し付けられることなく、知りたい人に必要な分だけ届く、という状態です。情報を囲い込む会社と組むよりも、こういう形でオープンにしている方が、長い目で見て協力業者さんにとっても安心できるんじゃないかと思っています。

こういった情報共有の場も含めて、ケイズエアシステムで協力業者としてどんな風に働けるのか、もう少し詳しく聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。

協力業者募集ページ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

空調設備職人のための会員制コミュニティ

空調設備業に携わる法人様・個人事業主様へ。

日々の現場業務や、事業のステップアップに活用できる
会員制コミュニティ「職人PRIDE」をご用意しました。

登録・年会費は無料で、以下の限定コンテンツをご利用いただけます。

  • 実践的スキルアップ講習を会員特別価格で受講
  • 現場で役立つ「会員限定テクニック動画」が見放題
  • 補助金や格安機器情報のいち早い「先行配信」
  • 全国の職人と繋がる「会員PR・ブログ機能」

技術を磨き、ビジネスを成長させる場としてぜひご活用ください。
サービスの詳細や無料登録につきましては、公式HPよりご確認いただけます。

目次