協力業者さんの募集について話していると、ときどき「自分一人だけじゃなくて、相方とか見習いの子と一緒に現場に入ってもいいんですか」と聞かれることがあるんです。個人事業主といっても、実際には奥さんと二人でやっている方もいますし、若手を一人雇って一緒に動いている方もいます。今日はそのあたり、うちがどう考えているかをお話ししようと思います。
一人でコツコツやる方も、チームで来る方も、どちらもいる
うちと組んでくれている協力業者さんを見渡すと、本当にスタイルはバラバラなんです。完全に一人で、見積もりから取り付けまで全部自分でこなす方もいれば、長年組んでいる相方と二人で現場に入る方、若手を数人抱えて小さなチームで動いている方もいます。どちらが良い悪いということはなくて、うちとしてはその業者さんのやり方に合わせて仕事をお願いする、という考え方なんですよね。
大事なのは人数そのものじゃなくて、現場に入る人がちゃんと誰なのか、こちらが把握できているかという点です。初めて組む協力業者さんの場合は、最初の打ち合わせの段階で「当日は何人で来るのか」「誰が責任者として現場を見るのか」を確認させてもらっています。これは別に疑っているわけではなく、お客様のお宅に入る以上、こちらも誰が来るのかを知っておきたいという、単純な理由です。
実際にあった例だと、普段は一人で動いている協力業者さんが、天井埋め込み型の大きめの案件のときだけ知り合いの職人さんに声をかけて二人で来てくれたことがありました。事前に「今回は人数を増やしたい」と連絡をもらえれば、うちとしては全く問題ないですし、むしろ無理に一人で抱え込んで時間がかかるより、そのほうが現場もスムーズに進むのでありがたいくらいです。
逆に、夫婦で組んでいる協力業者さんの場合、作業自体は旦那さんが中心でも、お客様への説明や片付けのタイミングを奥さんが見てくれていて、現場の雰囲気がすごく柔らかくなるという話も聞きます。人数が増えることは作業の速さだけでなく、お客様対応のきめ細かさにもつながることがあるので、チームの形はそれぞれの強みとして活かしてもらえればと思っています。
見習いさんや若手を連れてくる場合の考え方
若手や見習いさんを育てながら仕事をしている協力業者さんもいて、「教育中の子を現場に連れていってもいいですか」という相談も実際にあります。これについても基本的には歓迎していて、技術を持った人がどんどん増えていくこと自体は、業界全体で見ても良いことだと思っているんですよね。
ただ、お願いしているのはあくまでその協力業者さんであって、見習いさんの技量や経験をうちが直接評価しているわけではないので、作業の最終的な責任は連れてきた側の協力業者さんに持ってもらう形にしています。危険な高所作業や、お客様への説明が必要な場面などは、経験のある方が主導してもらうようにお願いしていますが、それ以外の部分では特に細かい制約は設けていません。
見習いさんを連れてくることで現場の作業スピードが上がったり、逆に教えながらなので普段より時間がかかったりすることもありますが、そこは事前に「今回は少し時間がかかるかもしれません」と一言もらえれば、スケジュールの調整で対応できます。隠さずに言ってもらえるほうが、こちらとしても助かるんですよね。
複数人で動くときの、窓口と責任の持たせ方
人数が増えると気になるのが、連絡や契約の窓口をどうするかという点だと思います。うちでは、現場に何人入るにしても、契約や支払いの窓口は基本的に一つにまとめてもらうようにしています。つまり、チームで動いている場合でも、うちとやり取りするのは代表の方一人で、その方からチーム内でどう分配するかはお任せする、という形です。
これは煩雑にならないようにというだけの理由で、チームの内部事情にうちが細かく口を出すつもりはありません。逆に言うと、現場での作業報告やお客様対応について何か問題があった場合も、まずは窓口になっている代表の方に確認させてもらう、という流れになります。そこはあらかじめお伝えしておいて、お互い認識をそろえるようにしているところです。
支払いについても、チーム全体への一括払いという形を取っているので、代表の方が内部でメンバーにどう分配するかまで、うちが細かく指示することはありません。そのぶん、代表の方には請求や連絡の窓口としての役割を担ってもらうことになるので、最初にその点はしっかり確認させてもらっています。
繁忙期に人数を増やして対応してもらえるのも助かっている
設置工事が立て込む時期に、普段一人で動いている協力業者さんが「この時期だけ応援を呼べますか」と相談してくれることもあります。うちとしては、それでお願いした案件がきちんと回るのであれば、全く問題ありません。むしろ、一人で無理に抱え込んで現場のクオリティが落ちてしまうより、必要なときに人数を調整できる柔軟さのほうが、お客様にとっても結果的に良いものになると思っています。
職人PRIDEの中でも「この時期だけ手伝ってくれる人いますか」というやり取りが生まれることがあって、協力業者さん同士で人の手を借り合っている場面を見かけます。うちが無理やり人数を増やすよう指示することはありませんが、そういう柔軟な動き方ができる関係性は、長く付き合っていく上で大事にしたいところです。
一人で動くのが合っている方も、誰かと一緒に動くのが合っている方も、それぞれのやり方で無理なく仕事を続けてもらえればと思っています。自分のスタイルでやっていけるかどうか、ちょっと話を聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。











