協力業者さんの募集について話していると、意外と最初に出てくるのが「資格とか免許って、どこまで持ってないと厳しいですか」っていう質問なんです。エアコン工事って、電気工事士の資格が絡んでくるイメージが強いせいか、ここをハッキリさせないと応募しづらい、という方が結構多いんですよね。今日はそのあたりを、できるだけ具体的にお話ししようと思います。
電気工事士の資格は、やっぱり基本として大事
エアコンの設置工事には電源の接続作業が必ず絡むので、第二種電気工事士の資格は、やはり基本として持っておいてほしいところです。資格がないまま電気配線に関わる作業をしてしまうと、法律上の問題になってしまいますし、お客様の安全にも直結する部分なので、ここだけは曖昧にできないと思っています。
ただ、資格を持っているかどうかと、実際の工事がスムーズにできるかどうかは、少し別の話だったりもするんですよね。資格を取ったばかりで実地の経験がまだ少ない方もいますし、逆に資格は持っているけど普段は別の分野が専門で、エアコン工事は久しぶり、という方もいます。うちとしては、資格の有無を最初の確認事項にしつつ、実際にどんな現場をどれくらいやってきたかという経験の方も、合わせて聞かせてもらうようにしています。
冷媒を扱う工事が多い方には、第一種・第二種フロン類取扱技術者のような資格を持っているとスムーズに話が進むこともあります。ただこれも「絶対ないとダメ」というより、「あると安心して任せやすい」というレベルの話で、現場の内容によって必要度合いが変わってくる、というのが実際のところです。
資格がなくても、相談してもらえれば一緒に考えられる
一方で、「資格はまだ持っていないんですけど、現場の経験はあります」という方からの相談も、実はよく受けています。例えば、職人として長く別の工事会社で働いていて、独立を考えているけれど資格取得はこれからという方や、助手としての経験は豊富だけど、単独で請け負うための資格をまだ取っていない、という方もいます。そういう場合、いきなり電気工事に関わる部分を一人で任せるのは難しいんですが、資格を持つ別の協力業者さんとペアで現場に入ってもらうとか、資格が不要な範囲の作業から一緒に進めていくとか、やり方を相談しながら決められることもあります。
実際にあった例だと、配管やドレン工事の経験はかなり長いけれど、電気工事士の資格は取得中、という方がいました。その方には、資格取得予定のタイミングを確認したうえで、それまでの間は配管周りを中心にお願いして、資格取得後に電気配線の作業も含めてお任せする、という流れで進めたことがあります。最初から「資格がないので無理です」と断ってしまうのではなく、今の状況に合わせてできることから始めてもらう、という考え方の方が、うちとしては自然だと思っているんですよね。
ただ、これはあくまでケースバイケースの相談ベースの話で、どんな状況でも必ず調整できるとは言い切れません。まずは今持っている資格と経験を正直に伝えてもらって、そこからどういう関わり方ができそうか、一緒に考える、というのが実際の進め方になります。
資格より先に見ているのは、現場での安全意識
正直なところ、資格の有無を確認するのは最低限の前提条件を揃えるためで、うちが実際に一番気にしているのは、現場での安全に対する意識の方なんです。高所での作業や、屋根の上での作業、お客様の家の中での立ち回り方など、資格だけでは測れない部分で、ヒヤッとする場面を自分でちゃんと避けられるかどうかが、長く一緒に仕事をしていく上では大事だと思っています。
例えば、脚立の立て方一つでも、慣れている人とそうでない人では全然違いますし、電源を切る順番やブレーカーの確認を省略しないかどうかも、資格の有無とは別の、現場での姿勢の問題だったりします。資格試験では問われないような、現場で培われた感覚の部分を、最初の数件の現場で見させてもらっている、というのが実際のところですね。
資格はあくまで「法律上、その作業をしていい人かどうか」を示すものであって、「現場でうまくやれるかどうか」はまた別の話だと思っています。だからこそ、資格の確認はしっかりやりつつ、それ以上に実際の仕事ぶりを見ながら、お任せする範囲を広げていくという進め方を大事にしているんです。
資格取得についての相談も、受け付けています
すでに協力業者として動いてくれている方から、「これから別の資格も取りたいんだけど、どんな資格があると幅が広がりますか」という相談を受けることもあります。断定的な費用や支援内容をここで約束することはできないんですが、どんな現場が増えていきそうか、どの資格があるとお願いできる仕事の幅が広がりそうか、といった情報は、普段のやり取りの中でお伝えするようにしています。
資格を取ったばかりの方も、ベテランの方も、それぞれのタイミングで相談してもらえれば、今の状況に合わせた関わり方を一緒に探っていけると思っています。資格のことで応募をためらっている方がいたら、まずは今の状況をそのまま聞かせてもらえればと思います。
資格や経験のことも含めて、もう少し詳しく聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。











