協力業者さんとの最初の面談で、意外とよく聞かれる質問があります。「結局、月にどれくらい仕事がもらえるんですか」というものです。単価や契約の話よりも先に、まずこの一点が気になるという方が多い印象なんですよね。生活や経営の計画を立てる以上、当然の疑問だと思います。今日はこの「仕事の量」について、うちがどう考えているかをできるだけ具体的にお話ししようと思います。
件数そのものより「ペースが合うか」を大事にしている
正直に言うと、「月に何件」という固定の数字をお約束することはしていません。これは出し渋っているわけではなくて、現場の数自体が季節や地域、お客様の都合によって変わるので、断定的な数字を出すこと自体が実態と合わなくなってしまうからなんです。その代わりに大事にしているのは、協力業者さんごとの「無理のないペース」を見つけることです。
例えば、本業の合間に空いた時間だけ動きたいという個人事業主の方と、できるだけ多く現場に入りたいという方では、ちょうどいい依頼の量が全然違います。最初の面談で「どれくらいのペースで動きたいか」を聞いておくのは、こちらが件数を決めるためではなく、その方に合った依頼の出し方を選ぶための確認だと思ってもらえればと思います。
うちの担当者が割り振りをするときも、単純に空いている人に片っ端から声をかけるのではなく、「この方は週に何件くらいが心地よいペースだったか」を踏まえて調整しています。件数を多く回すことが良いことだとは考えていなくて、無理に受けてもらって現場の質が落ちる方がよほど困るというのが、うちの基本的な立場です。
最初の数ヶ月は、お互いに様子を見る期間だと思ってほしい
登録してすぐの時期は、どうしても依頼件数が少なく感じられることがあります。これは意図的に絞っているわけではなく、お互いにまだ仕事の進め方やクセがわかっていない段階なので、こちらも無理に件数を増やさずに、少しずつ慣れてもらう期間にしているからです。最初の面談でこの点を伝えておかないと、「思ったより仕事が来ない」という不満につながりやすいので、できるだけ最初に説明するようにしています。
実際に過去の例でも、最初の一、二ヶ月は月に数件程度だった協力業者さんが、現場での対応や連絡のやり取りに慣れてきたタイミングで、依頼の頻度が自然と増えていったケースが多いんです。これは評価のようなものを基準に増減させているわけではなく、こちらが「この方なら安心して任せられる現場の幅が広い」と感じるようになった結果として、自然に依頼が増えていくという流れです。
逆に、最初から大量の仕事を期待して登録される方には、そのギャップを先に伝えるようにしています。期待値がずれたまま始めてしまうと、どちらにとっても良い関係にならないと思うので、ここは遠慮せずに正直な話をするようにしているところです。
この様子見の期間にどれくらい時間がかかるかは、正直その方次第というところもあります。もともと別の工事会社で経験を積んでいて、報告の仕方やお客様対応に慣れている方だと、一、二件やり取りしただけでこちらも安心して任せられるようになることもあります。一方で、現場経験はあっても一人で動くのが初めてという方だと、最初の数件は細かい確認が増えるぶん、依頼のペースもゆっくりになりがちです。どちらが良い悪いという話ではなく、慣れるまでの時間の差だと思ってもらえればと思います。
繁忙期と閑散期で、依頼の出し方そのものを変えている
エアコン工事の仕事は、夏前の設置需要が集中する時期と、それ以外の時期とで依頼できる件数の差がはっきり出ます。繁忙期は複数の協力業者さんに同時並行でお願いする形になるので、動ける方には依頼が集中しやすくなります。一方で閑散期は新設の案件自体が減るため、設置工事だけに絞って動いている方だと、どうしても依頼の間隔が空いてしまうことがあります。
この波を少しでもなだらかにするために、閑散期にはメンテナンスやクリーニング、点検といった設置以外の仕事も組み合わせてお願いするようにしています。設置工事だけにこだわらず、幅広い作業に対応できる協力業者さんほど、年間を通して依頼の波が小さくなる傾向があるというのは、正直なところとして伝えておきたいです。
実際に、設置工事を中心にしながらもクリーニングや点検対応もできる協力業者さんは、閑散期でも依頼がゼロになることがほとんどありません。逆に設置専門でやっていきたいという方には、その意向を尊重しつつ、繁忙期にまとまった案件をお願いする形でバランスを取るようにしています。どちらの働き方を選ぶかは協力業者さんの判断で、うちとしてはその選択に合わせて依頼の組み方を変えているという感覚です。
「忙しすぎる」も「暇すぎる」も、言ってもらえれば調整する
依頼の量について、うちから一方的に押し付けるつもりはありません。繁忙期に依頼が重なりすぎて困っているという声があれば、他の協力業者さんに振り分けるなど調整しますし、逆に閑散期でもう少し仕事が欲しいという相談があれば、対応できる案件がないか探すようにしています。黙って我慢されるより、率直に言ってもらう方が、こちらとしてもずっと動きやすいんですよね。
結局のところ、仕事の量というのは固定の数字で約束できるものではなく、協力業者さん一人ひとりの状況とうちの案件状況を見ながら、その都度ちょうどいいバランスを探っていくものだと考えています。これは面談だけで決まるものではなく、実際に何件か一緒に仕事をしてみて、お互いの感覚を合わせていく中で見えてくるものだと思っています。
仕事の量の感覚についても、もう少し詳しく聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。











