11月を目前にして、最近お電話やお問い合わせで「去年もお世話になりました」というひと言をいただくことが増えてきました。これ、地味にすごく嬉しいんです。今日はそのあたりで考えたことを、ゆるく書いてみようと思います。
「去年の暖房前」を覚えてくださっている方がいる
エアコンの点検やクリーニングのご依頼というのは、正直どのタイミングでも承っているんですが、やっぱりこの時期になるとグッと増えます。夏の冷房がひと段落して、これから暖房を使い始める前に「一度見てもらっておこうかな」と思われる方が多いんだと思うんです。
その中で、受付のスタッフが「あ、去年の11月にもフィルターのご相談いただいてましたね」と記録を見ながら気づくことがあって、そういう時は地味にテンションが上がります。一回きりのお付き合いじゃなくて、毎年この時期に思い出していただけているというのは、工事屋としてはかなり嬉しいポイントなんですよね。
毎年同じ症状の相談が来るお宅がある、という面白さ
長くやっていると、同じお宅から「毎年この時期になると同じことを聞かれる」というパターンが結構あります。例えば「暖房の効きが悪い気がする」というご相談で伺うと、実はフィルターの掃除タイミングがちょうど1年ぶりだったり、設置環境的に毎年同じ時期に同じクセが出やすいお宅だったりすることがあるんです。
そういう時は「去年もこの時期にこうでしたよね」とお伝えすると、お客様も「ああ、そうだった」と思い出してくださることが多くて、なんというか、1回きりの作業じゃなくて、その家の暖房事情を一緒に見守っているような感覚になるんです。これは正直、新規のお客様だけを追いかけていたら得られない感覚だなと思っています。
点検を頼まれる方の意識が年々ちょっとずつ変わってきている
これは完全に現場の感覚なんですが、以前は「壊れてから呼ぶ」というお客様が多かった印象なんです。それが最近は「壊れる前に一回見てもらう」という考え方の方が、少しずつ増えてきているような気がしています。
これって多分、電気代の話がニュースでよく取り上げられるようになったことや、エアコンの不調に関する情報がネットで見られるようになったことが背景にあるのかなと思っています。「汚れたフィルターのまま使うと電気代が余計にかかる」みたいな話を見て、点検のきっかけになる方も増えているんじゃないかと。これ自体はすごくいい流れだと思っていて、壊れて困る前に、ちょっとした違和感のうちに相談していただけるのは、こちら側としてもありがたいんです。
「毎年のことだから」で安心しすぎないようにもしたい
一方で、ここは気をつけたいなと思っているところでもあります。「去年も同じ症状だったから、今年も同じだろう」と決めつけてしまうと、実は別の不調が隠れていることもあるんです。エアコンも年数が経てば部品の状態は少しずつ変わっていくので、去年と同じ説明で終わらせていいとは限らないんですよね。
なので現場では「去年の記録はこうでしたけど、念のため今年も一通り見させてください」というスタンスを大事にしています。慣れてきたお付き合いだからこそ、逆に雑にならないように気をつけたい、というのが最近考えていることです。
こういう毎年の積み重ねみたいなものを大事にしながら、今年の冬もできるだけ多くのお宅の暖房トラブルを減らせるように、スタッフ一同でやっていきたいなと思っています。
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