こんにちは、八王子の空調設備会社、株式会社ケイズエアシステムです。
エアコン修理というものをする上で、実は必要になってくる資格というものがあるんですね。
自分の家のエアコンを個人で少し直したり操作する程度であれば資格は必要ない場合が多いですが、本格的にエアコンを修理する際やそれを「自分自身の仕事」とする場合には必要な資格がいくつかあります。
そこで今回の記事では、
「エアコン修理の仕事をする上で必要になってくる資格」
ということで話していきたいと思います。
エアコン取り付けや修理の仕事に興味がある、という方にはかなり参考になると思うのでぜひ読んでみてください。
個人で作業をしたいという方も、「そういう資格がある」ということを知っておくだけでも面白いと思いますからね。
エアコン修理に必要な資格は?
まず、「高確率で修理の際に必要になってくる資格」をご紹介します。
どんな資格かというと「溶接」の資格ですね。
こちらはエアコン修理をする際は取得しておいた方が良い資格になります。
溶接というのはどんな時に使うかというと、配管を曲げたり繋げる際に必要になるものです。
家庭用エアコンにも配管は使われていますが、その配管を直したり曲げたりする際に溶接をする、という感じですよね。
エアコンを修理する際に配管作業をするには、溶接の資格がないと自分の部屋のエアコンを直すのにもあとあと問題になる可能性もあります。また単純に知識がないと火事につながるなどの事故が起きかねないので危ないんですよね。
自分で本格的にエアコン修理をする際は取得しておきたい資格です。
この溶接の資格に関しては正直取得するのは非常に簡単で、特別教育講習を3日間受講することで取得することが可能です。合格率も90%ほどとちゃんと講習を受ければまず落ちることはありません。
費用も団体などにより異なりますがだいたい「10,000円~30,000円」くらいとなっているので、気軽に取得できる資格ですね。
興味がある場合は、時間を取って取得してみるのも面白いと思います。
フロンガス取り扱い、電気工事士も取得したい資格
それと修理の際に「冷媒(フロンガスなど)」を扱う必要が出てくる場合があり、その時は「フロンガス取り扱い」という資格が必要になります。
例えば配管が破損していて、そこから冷媒が漏れ出す恐れがある場合などですね。
フロンガスは「オゾン層を破壊する」という効果があることはよく知られていますが、そのフロンガスを回収する際に上記の資格が必要になります。間違った扱いをしてフロンガスをむやみに外に放出しないためですよね。
ただこのフロンガス取り扱いを取得するためには、最低でも「1年間」のエアコン工事に関する実務経験がないと取得できないため、いきなり未経験者が取得できる資格ではありません。
まずは「そういう資格が必要な作業もある」ということを知っておくといいと思います。
ルームエアコンの場合はコンセントにそのまま差し込むだけで良いので必要ありませんが、パッケージエアコン(正方形で4方向に送風口があるようなエアコン)の場合は「端子台への結線」作業が必要になってきて、「電気工事士」という資格が必要になってきます。
取り外す際などに端子台を触る必要がある場合は、その資格が必要になりますね。
自宅の場合通常のエアコンの方が多いと思うのでそこは必要ないかもしれませんが、中にはマンションでもそのようなルームエアコンが使われているケースもあるので、その際は電気工事士の資格が必要になる、ということは知っておいてもらいたいです。
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修理は業者に頼むのが一番確実で楽
正直な話、エアコンの修理は自分でやるよりも「業者に頼む」のがやはり一番早いし楽です。
専門的な作業、例えばフロンガスの取り扱いなどが絡んでくることも多いので、個人でやろうとすると色々勉強する必要があったりそもそもできない作業もあったりして、相当大変なんですよね。
「なんかちょっとエアコンの調子が悪いから、自分で直そうかなと考えている」
という場合は、もう業者に頼んでしまった方が絶対に良いです。変にいじくってしまって事故などが起きても危ないですからね。
溶接の資格を取るのに「10,000円~30,000円」ほどかかるわけですが、そのお金を修理代に回せばエアコンを回復させることはできます。
エアコン修理の仕事を始めたいという方へ
自分でエアコン修理をするというよりも、「エアコンに関する仕事」に興味があるという方も中にはいると思うんです。
だから、まずは自分でエアコンを修理しようと考えた、というような方ですね。
そのような場合は、今回お話した資格を取得することをぜひ目指したいですね。それらの資格を取得すれば、修理はもちろんエアコン取り付けや取り外しの仕事もできるようになります。
エアコン修理や取り付けの仕事を始める際に、いきなり空調設備会社に社員として入社して仕事を始めてみる、ということでもいいんですけど、おすすめなのはまずはバイトで現場に入ってみる、ということですね。
現場に入れば、実際にどんな作業をしていくのかやエアコンの構造なども見て学ぶことができて面白いんですよね。現場全体の雰囲気なども肌で感じ取ることができるので。
そこでやりがいや面白さが感じられれば、そのままその会社に入社するということも考えれば良いと思います。
エアコン関連のバイトはだいたい「日当1万円」ほどはもらえるので、バイトとしても割りはかなり良いですからね。
エアコン修理や取り付け仕事の面白みについては下の記事でも書いているので、ぜひ仕事をもし始めようかなと考えている場合はぜひ参考にしてみてください。
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