職人PRIDEに新しく入ってきてくれる若い子を見てると、たまに「自分、不器用なんで向いてないかもしれません」って言う子がいるんですよね。そのたびに、いやいやそれ全然気にしなくていいよって言ってます。
うちの会社にも最初は配管一本まっすぐ切れなかったやつがいて、今はもう現場を任せられるベテランになってます。器用さって最初のスタートダッシュには効くんですけど、長い目で見ると差がつくのはそこじゃないんですよね。むしろ最初につまずいた分、なんでうまくいかないのかを人一倍考える癖がついて、後から伸びるパターンって結構あると思ってるんです。
逆に最初から要領よくこなせちゃう子の方が、基本を飛ばして自己流に走っちゃって、変な癖がついたまま何年も気づかない、みたいなこともあります。だから今うまくいかなくて悩んでる若手がいたら、それは向いてないんじゃなくて、ちゃんと壁にぶつかってるだけなんだと思うんです。
職人の腕って、結局は現場の数と、失敗した時にどれだけちゃんと振り返れたかで決まる気がしてます。器用不器用よりも、続けられるかどうか。だからうちは若い子には「早くできるようになれ」より「長く続けてくれ」の方を大事に伝えたいなと思ってます。
協力業者のみなさんも、もし今育成中の若手がいたら、目先の出来不出来だけじゃなくて、そういう長い目線で見てもらえたら嬉しいです。職人PRIDEも、そういう成長を焦らず見守れるコミュニティであり続けたいなと思ってます。




