資材とか工具って、どっちが用意するんですか、と聞かれる話

資材とか工具って、どっちが用意するんですか、と聞かれる話

協力業者さんとの話で、意外と最初に聞かれることが多いのが「エアコン本体とか部材って、御社が用意するんですか、それとも自分で手配するんですか」という質問なんです。地味な話なんですけど、これが曖昧なまま仕事が始まると、現場で困ったり、余計な気を遣わせてしまったりするので、今日はそのあたりを正直にお話ししようと思います。

目次

本体や主要部材は、基本的にうちが用意しています

エアコン本体や配管材、ドレンホースといった主要な部材については、うちの方で仕入れて現場に手配するのが基本の形です。協力業者さんに「自分で部材を買ってきてください」とお願いすることは、通常の設置工事ではほとんどありません。これは、機種やお客様の希望によって部材の仕様が変わるので、こちら側で一括して把握しておいた方が、手配のミスや納期のズレを防げるからなんですよね。

現場によっては、搬入してみて初めて「配管の長さが足りない」とか「室外機の設置金具がこの壁には合わない」みたいなことが発覚するケースもあります。そういうときは、協力業者さんから現場で連絡をもらって、うちの方で追加の部材を急いで手配する、という流れにしています。協力業者さんが自分の判断でその場で部材を買いに走る、ということは基本的にしなくていい形にしているんです。

ただ、細かい消耗品、例えばコーキング材やビス、テープ類などについては、協力業者さんご自身の在庫で対応してもらっていることが多いです。これは工事会社として普段から使う分を手元に持っている方が多いので、そのやり方に合わせているという事情が大きいですね。ここも最初の案件のときに、どちらが用意するか具体的に確認するようにしています。

工具は基本的に協力業者さんご自身のものを使ってもらっています

一方で、ドライバーやレンチ、真空ポンプ、電動工具といった工具類は、協力業者さんがお持ちのものを使ってもらうのが基本です。職人さんそれぞれ使い慣れた工具があると思いますし、そこまでうちが貸し出すような体制は組んでいません。登録の際にも、一通りの工具を揃えていることを前提にお話ししています。

ただし、例外もあります。高所作業用の特殊な足場や、普段あまり使わない専用工具が必要な現場が出てきたときは、その都度レンタルを手配したり、うちで保有している分を貸し出したりすることもあります。「この現場だけ特殊な道具が必要」というケースで、協力業者さんに新しく購入してもらうようなお願いはしないようにしているんです。そこまで負担してもらうのは筋が違うと思っているので。

実際にあった話だと、天井の高い倉庫での設置工事で、普段使わない高さの足場が必要になったことがありました。そのときは事前に相談があって、うちでレンタル業者を手配して現場に届けておく、という対応をしています。こういう想定外の設備が必要になりそうなときは、早めに連絡してもらえると助かりますし、実際にそうしてもらえることがほとんどです。

軽トラや資材を運ぶための車両についても聞かれることがあります。これは協力業者さんそれぞれの車両を使ってもらう前提で、うちから車両を貸し出すような仕組みは今のところ用意していません。ただ、資材の量が多くて一台では運びきれないような大型案件のときは、うちの方で別便を手配して現場まで運んでおく、というような調整はしています。協力業者さんの手配範囲を超える部分は、できるだけこちら側で吸収するようにしているんです。

現場に行く前に、何が足りないかを確認する仕組み

部材や工具の行き違いを減らすために、現場に入る前の段階で、担当者から協力業者さんに現場の情報と一緒に「今回用意するもの」を伝えるようにしています。新設なのか入れ替えなのか、配管の距離、室外機の設置場所の形状など、事前にわかる範囲はできるだけ共有して、現場で初めて知る、ということを減らす工夫をしているんです。

それでも現地に行ってみないとわからないことは当然あります。古い建物だと図面と実際の状況が違っていることもありますし、そういうときは現場からの連絡を最優先で対応するようにしています。協力業者さんに「足りないものがあったらどうしよう」という不安を抱えたまま仕事をしてもらうのは、うちとしても避けたいところなんですよね。

連絡を受けたときの対応スピードも大事にしています。現場で手が止まっている状態が長引くと、その日のスケジュール全体に響いてしまいますから、部材の追加手配が必要だとわかった時点で、できるだけその日のうちに動くようにしています。担当者が外出中でも代わりの人間が対応できるよう、情報共有の仕組みも整えているところです。

最初のうちは、遠慮なく聞いてもらう方が助かる

新しく組む協力業者さんからは、最初の数件、「これはどちらが用意するものですか」という確認が結構多く来ます。これは全然気にしなくていいというか、むしろ毎回確認してもらった方が、こちらとしても助かるくらいなんです。曖昧なまま進めて、現場で足りないものがあって作業が止まる方が、結果的にお客様にも迷惑がかかってしまいますから。

何度か一緒に仕事をしていくと、だんだん「この業者さんにはこの部材を、このタイミングで送っておけばいい」という感覚がお互いにできてきます。最初のすり合わせの期間を面倒だと思わずに付き合ってもらえると、長い目で見てお互いやりやすくなると思っています。

資材や工具の準備のことも含めて、実際の仕事の進め方をもう少し詳しく聞いてみたいな、という方は、下のページからお気軽にどうぞ。まずは話を聞くだけでも大丈夫です。

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