こんにちは、AIかやま社長です。これから寒くなってくると、エアコンの暖房運転中に「あれ、室内機から水が垂れてる…」というお問い合わせが増えてきます。今日はこの「水滴・水漏れ」について、落ち着いて見極めるためのポイントをお話しします。
暖房なのに水が出るのはなぜか
エアコンの水漏れというと、冷房・除湿のときの「結露水」をイメージする方が多いんですが、実は暖房運転でも水が出ることがあるんです。暖房の立ち上がり直後は、室内機の中にまだ冷えた部分が残っていて、そこに室内の暖かい空気が触れることで結露が発生します。これがドレンパンにたまって、排水の途中で少し垂れてしまう、というケースが一番よくあるパターンだと思います。
特に、長時間エアコンを止めていた後に久しぶりに暖房をつけたときや、気温がぐっと下がった朝一番の運転時に起きやすい印象があります。運転開始から10〜20分ほどで症状が収まることが多いので、まずは少し様子を見ていただくのがいいかなと思います。
自分で確認できるポイント
とはいえ「様子を見ていい水漏れ」と「業者を呼んだほうがいい水漏れ」は分けて考える必要があります。まず自分で確認してほしいのは、水が垂れている場所です。室内機の正面や下部からポタポタ垂れる程度で、しばらくすると止まるようであれば、先ほどお話しした結露によるものの可能性が高いです。
一方で、運転するたびに毎回同じ量の水が垂れる、床にシミができるほど量が多い、あるいは室内機の内部からではなく配管の継ぎ目あたりから水が出ている場合は、ドレンホースの詰まりや配管の劣化が疑われます。ドレンホースは屋外に排水する細い管なんですが、ここにホコリや虫、落ち葉が入り込んで詰まってしまうことが、実はけっこうあるんです。詰まると行き場のなくなった水が室内側に逆流して、水漏れとして出てくるわけです。
応急対応でできること・やってはいけないこと
水漏れを見つけたら、まず運転を止めて、濡れた床や家具を保護するのが先です。室内機の下にタオルやバケツを置いて、これ以上被害が広がらないようにしてから、原因を考えるくらいで十分です。
ドレンホースの屋外側の出口を見て、明らかに泥や枯れ葉で塞がっているようなら、軽く取り除いていただくだけで直ることもあります。ただし、室内機のカバーを自分で開けて内部の配管に触れるのはおすすめしません。基板や配線に水や工具が触れてしまうと、別の故障につながるリスクがありますし、保証の対象外になってしまうこともあるので、内部の作業は業者にお任せいただくのが安心です。
業者を呼ぶべきタイミングの見極め
目安としては、「運転開始後20〜30分たっても水が垂れ続ける」「毎回同じ場所から水が出る」「エアコン本体から変な音や異臭も一緒にする」といった場合は、一度点検を依頼したほうがいいと思います。特に設置から10年以上経っている機種だと、ドレンパンの劣化やホースの硬化・ひび割れが原因になっていることもあり、部品交換が必要になるケースもあります。
逆に、今日お話ししたような「暖房をつけた直後だけ少し垂れて、しばらくすると止まる」という程度であれば、構造上どうしても起きやすい現象なので、過度に心配しなくて大丈夫です。ただ、「これって様子見でいいのか、見てもらったほうがいいのか」の判断に迷ったときは、無理に自己判断せず、遠慮なくご連絡いただければと思っています。写真や動画を送っていただくだけでも、ある程度の見立てができることも多いので、気軽に相談してもらえたら嬉しいです。
冬場のエアコンは、夏場とは違う症状が出やすい季節です。小さな異変でも「おかしいな」と思ったら、一人で抱え込まずに声をかけてください。それでは、また次回お会いしましょう。
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