エアコンを使用していると、「カタカタ」「ポコポコ」「キュルキュル」など、普段とは違う音が聞こえることがあります。
異音の中には正常な運転音もありますが、部品の故障や汚れ、水漏れなどが原因になっているケースもあるため注意が必要です。
この記事では、エアコンから異音がするときに考えられる原因10選を、音の種類ごとに分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- エアコンから異音がする主な原因
- 音の種類ごとの対処法
- 正常な音と故障音の見分け方
- 修理や点検を依頼した方がよいケース
エアコンから異音がする原因10選
①「カタカタ」「ガタガタ」音|部品やフィルターのズレ
運転中にカタカタ、ガタガタと音がする場合は、フィルターや前面パネルが正しく取り付けられていない可能性があります。
本体内部に小さなゴミが入り込み、送風ファンに接触しているケースもあります。
- 運転を停止してコンセントを抜く
- フィルターや前面パネルを取り付け直す
- 見える範囲のホコリやゴミを取り除く
取り付け直しても音が続く場合は、内部部品の破損も考えられるため、点検を依頼しましょう。
②「ポコポコ」音|ドレンホースから空気が入っている
ポコポコという音は、室内外の気圧差によってドレンホースから空気が逆流しているときに発生することがあります。
換気扇を使用しているときや、部屋の気密性が高い住宅で起こりやすい音です。
- 窓を少し開けて音が止まるか確認する
- 換気扇を一時的に停止する
- ドレンホース用の逆流防止弁を検討する
音だけで冷暖房や排水に問題がなければ、故障ではない場合もあります。
③「キュルキュル」「キーキー」音|ファンやモーターの異常
キュルキュル、キーキーという高い音が続く場合は、送風ファンやモーターの劣化、軸部分の異常などが考えられます。
そのまま使い続けると、ファンが回らなくなったり、異音がさらに大きくなったりする可能性があります。
高い異音が連続して聞こえる場合は、無理に分解せず、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。
④「ブーン」音|モーターや室外機の振動
低いブーンという音は、モーターやコンプレッサーが動いている正常な運転音の場合があります。
ただし、以前より音が大きくなった場合は、室外機の設置状態や内部部品に問題がある可能性があります。
- 室外機が水平に設置されているか確認する
- 室外機の周囲に物が触れていないか確認する
- 防振ゴムの劣化やズレを確認する
⑤「バタバタ」「パタパタ」音|フィルターやルーバーの不具合
バタバタ、パタパタという音は、フィルターや風向板が正しく取り付けられていないときに発生することがあります。
風量を強くしたときだけ音がする場合は、ホコリや部品の緩みが原因かもしれません。
- フィルターを正しく取り付け直す
- ルーバーに異物が挟まっていないか確認する
- 風量を弱くして音が変わるか確認する
⑥「ピシッ」「パキッ」音|温度変化による本体の伸縮
運転開始直後や停止後にピシッ、パキッという音がすることがあります。
これは温度変化によって、本体の樹脂部品が伸び縮みするときに発生する音で、故障ではない場合が多いです。
数回音がする程度で、冷暖房や風量に異常がなければ、基本的には様子を見ても問題ありません。
⑦「シュルシュル」「サー」音|冷媒や水が流れる音
運転開始時や停止直後に、シュルシュル、サーという音が聞こえる場合があります。
これはエアコン内部を冷媒が流れる音や、除湿・冷房時に発生した水が排出される音であることが多いです。
短時間で音が収まり、冷暖房が正常に効いている場合は、通常運転音の可能性があります。
⑧「ボコボコ」「ゴボゴボ」音|ドレンホースの詰まり
水が流れるようなボコボコ、ゴボゴボという音が続く場合は、ドレンホースにホコリやゴミが詰まっている可能性があります。
詰まりが悪化すると、室内機から水漏れすることもあります。
- 室内機から水が垂れている
- ドレンホースから水が出ていない
- 吹き出し口周辺に水滴が多い
無理に棒などを差し込むとホースを傷つけることがあるため、詰まりがひどい場合は業者へ相談しましょう。
⑨「カラカラ」「コロコロ」音|異物が入り込んでいる
カラカラ、コロコロという音がする場合は、小さなゴミや部品の破片が内部に入り込んでいる可能性があります。
室外機の場合は、落ち葉や小石がファン周辺に入って音がしていることもあります。
- 電源を切って見える範囲を確認する
- 室外機周辺の落ち葉やゴミを取り除く
- 内部へ手や工具を入れない
⑩「ゴー」「ゴゴゴ」音|ファンの汚れや故障
ゴー、ゴゴゴという大きな音がする場合は、送風ファンに大量のホコリやカビが付着している可能性があります。
ファンのバランスが崩れたり、モーターが劣化したりしている場合もあります。
音が大きい、風が弱い、焦げ臭いニオイがする場合は、すぐに運転を停止して点検を依頼してください。
故障ではない可能性が高い音
- 運転開始時の「シュルシュル」音
- 停止後の「ピシッ」「パキッ」音
- 室外機の一定した「ブーン」音
- 冷媒や排水が流れる「サー」音
これらは正常な運転音として発生することがあります。
ただし、急に音が大きくなった場合や、長時間続く場合は点検を検討しましょう。
すぐに使用を中止した方がよい症状
- 焦げ臭いニオイがする
- 本体やコンセントが異常に熱い
- 大きな金属音が続いている
- 室内機から水漏れしている
- 異音と同時に冷暖房が効かない
- ブレーカーが頻繁に落ちる
このような症状がある場合は、運転を停止してコンセントを抜き、専門業者やメーカーへ相談してください。
異音がするときに自分で確認できること
- フィルターが正しく付いているか
- 前面パネルが閉まっているか
- ルーバーに異物がないか
- 室外機の周囲に物が触れていないか
- ドレンホースが折れたり塞がったりしていないか
- 風量や運転モードを変えると音が変わるか
確認するときは必ず運転を停止し、必要に応じてコンセントを抜きましょう。
内部の分解や電装部分の確認は危険なため、専門業者へ依頼してください。
よくある質問
Q. ポコポコ音がしますが故障ですか?
換気扇の使用や室内外の気圧差によって、ドレンホースから空気が入っている可能性があります。
窓を少し開けて音が止まる場合は、故障ではないこともあります。
Q. 室外機の音が急に大きくなりました
室外機周辺の障害物、設置台のズレ、防振ゴムの劣化、ファンやコンプレッサーの異常などが考えられます。
音が続く場合は点検を依頼しましょう。
Q. 異音がしても冷房が効いていれば使って大丈夫ですか?
正常な運転音の場合もありますが、以前にはなかった音や大きな音が続く場合は注意が必要です。
故障が悪化する前に点検をおすすめします。
まとめ|エアコンの異音は音の種類から原因を確認しよう
エアコンから聞こえる音には、正常な運転音と故障につながる異音があります。
エアコンから異音がする原因10選
- 部品やフィルターのズレ
- ドレンホースからの空気の逆流
- ファンやモーターの異常
- モーターや室外機の振動
- フィルターやルーバーの不具合
- 温度変化による本体の伸縮
- 冷媒や水が流れる音
- ドレンホースの詰まり
- 内部に入り込んだ異物
- ファンの汚れや故障
音が小さく短時間で収まる場合は、正常な運転音の可能性があります。
一方で、大きな異音や焦げ臭いニオイ、水漏れなどを伴う場合は、すぐに運転を停止しましょう。
原因が分からないまま使い続けると故障が悪化することもあるため、気になる音が続く場合は早めの点検がおすすめです。
エアコンの異音・故障点検はこちら
「今まで聞いたことのない音がする」
「室外機の音が急に大きくなった」
「異音と一緒に水漏れやニオイも発生している」
このような症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
エアコンの状態を確認し、必要な点検や修理をご案内いたします。










