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結露、テープをぐるぐる巻いて終わらせてませんか?断熱材の隙間から水が出る仕組みの話

結露、テープをぐるぐる巻いて終わらせてませんか?断熱材の隙間から水が出る仕組みの話

朝一で現場に行ったら、天井から水がポタポタ落ちてて「うわ、やっちゃった」ってなったことないですかね。冷媒管の結露トラブルって、慣れてる職人でも一度は経験してると思うんです。今日はその結露、なんとなく断熱材テープをぐるぐる巻いて終わらせてないか、っていう話をしたいと思います。

結露はどこから水が出てるのか、意外とみんな理解してない

結露って「冷たい配管の表面に空気中の水分がついて水になる」現象なんですけど、じゃあその水がどこから室内に垂れてくるのか、って聞かれると答えられない人、実は結構いるんですよね。多いのは断熱材の継ぎ目、それから配管を固定するサドルバンドの下、あと分岐部分の被覆の重なりが甘いところです。冷媒管って真っ直ぐな部分は割としっかり施工されてるんですけど、曲がり角とか分岐とか、手が届きにくい・巻きにくい場所ほど処理が雑になりがちなんです。

あと見落としがちなのが、断熱材そのものは巻けてるのに、断熱材と配管の間に隙間ができてるパターンです。断熱材の内径がちょっと大きいものを使っちゃうと、配管との間に空気の層ができて、そこで結露した水が断熱材の中を伝って、思わぬところから染み出してくるんです。表から見ると「ちゃんと巻いてあるじゃん」って見えるのに、中で水が回ってる。これに気づかず「テープの巻き直し」だけで対応して、また同じ場所で漏れる、っていうのを何回か見たことあります。

テープ巻きだけに頼ると再発する、よくあるパターン

結露の応急処置でブチルテープをぐるぐる巻く、っていうのは現場では普通にやることだと思うんです。ただそれで「直った」と思って終わらせちゃうと、だいたい半年から1年くらいで同じ場所からまた水が出てくることが多い印象です。原因は単純で、テープを巻いた部分の下にある断熱材のズレとか劣化が直ってないからなんですよね。応急処置は表面の症状を止めてるだけで、根本の隙間はそのまま残ってる。

特に多いのが、既存の断熱材が経年劣化でパリパリに硬化してるケースです。硬化した断熱材は配管の熱膨張・収縮についていけなくなって、微妙な隙間が開くんです。そこにテープだけ足しても、下地がもう機能してないので、テープの継ぎ目からまた水が入り込みます。自分の感覚では、断熱材の劣化が疑われる箇所は、テープで誤魔化さずに一度巻き直すか、思い切って交換したほうが結局は早いし、後で呼び出されるリスクも減ると思ってます。

季節の変わり目こそ結露トラブルが増える理由

実はこの時期、9月から10月にかけてって、結露のクレームが地味に増えるタイミングなんです。理由は単純で、日中はまだ暑くてエアコンをガンガン使うのに、朝晩は気温が下がって湿度の変化が大きくなるから。配管表面と室内空気の温度差が一日の中で大きく揺れることで、断熱材の隙間や薄い部分から結露が発生しやすくなるんですよね。夏の間は問題なかった施工が、この時期になって急に水漏れとして表面化する、っていうのはよくあるパターンだと思います。

だから新設工事でも改修工事でも、この時期に施工した箇所は特に、断熱材の巻き方を丁寧に見直しておくと後々のクレームを減らせると思うんです。具体的には、配管の曲がり角では断熱材を一周巻くんじゃなくて、少し重ねて巻いて隙間を作らないこと。それから分岐部分は専用の成形品を使うか、無理なら現場でしっかり成形して、テープで補強するのを忘れないことですね。地味な作業ですけど、ここをきっちりやるかどうかで半年後の呼び出しの有無が変わってくると思ってます。

結露対策は「見えなくなる前」の一手間が全て

結露って、壁や天井の中に配管が入ってしまうと、後から直すのがめちゃくちゃ大変になるんですよね。壁を塞ぐ前に写真を撮っておくって話は以前もしましたけど、それと同じで、断熱処理も「見えなくなる前」にどれだけ丁寧にやれるかが勝負だと思ってます。

個人的には、断熱材を巻いた後に一度手で全体を触って、凹んでる場所や薄くなってる場所がないか確認する癖をつけるのをおすすめしたいです。目で見るだけだと均一に巻けてるように見えても、手で触ると意外と厚みのムラに気づけたりするんですよね。この一手間があるかないかで、引き渡し後のクレーム率がだいぶ変わってくると思います。

結露トラブルって、原因が分かってしまえば対策自体はそんなに難しくないんです。ただ「なんとなくテープを足す」で終わらせず、なぜそこから水が出たのかをちゃんと考える癖をつけることが大事だと思うんですよね。職人PRIDE(プライド)の会員さんの中にも、結露のクレーム対応で苦労した経験がある人、結構いるんじゃないかと思います。そういう現場のリアルな知恵を、職人プライドのコミュニティの中でもっと共有していけたらいいなと、今日改めて思いました。

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