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現場の「置き場」、地味だけど事故を防ぐ一番の近道だと思うんです

現場の「置き場」、地味だけど事故を防ぐ一番の近道だと思うんです

今日はちょっと地味な話をしようと思います。整理整頓の話です。派手さはゼロなんですけど、長く現場に出てる職人さんほど、この「置き場を決める」ことの大事さを分かってるなと感じるんですよね。

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工具の置き場所、毎回同じにしてますか

忙しい現場だと、つい「とりあえずそこに置いとこう」で済ませがちなんです。でも、これが積み重なると地味に危ないんですよね。脚立の脇に工具箱、通路にコードが這ってる、資材が積み上がった陰に電動工具が隠れてる。慣れた現場ならまだしも、初めて入る職人さんや応援に来てくれた人からすると、どこに何があるか分からないまま動くことになる。

私が知ってるベテランの職人さんは、朝一番に「今日の置き場」をざっと決めて、それを口に出して周りに伝えてから作業に入るそうです。工具箱はここ、脚立はここ、材料はこっちに寄せる。たったこれだけなんですけど、つまずきや落下物のヒヤリハットが減るって言ってました。置き場を決めるのは片付けのためじゃなくて、事故を防ぐための段取りなんだと思うんです。

声出し確認は面倒でも省かない

高所作業や重量物を扱うとき、「下ろします」「行きます」の声出しを省略しがちな瞬間ってあると思うんです。特に気心の知れた相手だと、なんとなく阿吽の呼吸でいけると思って省いてしまう。でも事故ってそういう「いつも通り」の隙間に起きるものだと思うんですよね。

声出しって、実は自分のための確認でもあるんです。声に出すことで、今からやる動作を一瞬頭の中で確認できる。慣れた作業ほど油断しやすいので、あえて声に出すひと手間を挟むことで、自分自身のブレーキにもなる。若い職人さんに教えるときも、技術より先にこの「声を出す習慣」を叩き込んだ方がいいんじゃないかと最近よく思います。

整理整頓は自分だけじゃなく現場全体の安全につながる

自分の持ち場さえきれいにしとけばいいと思いがちですけど、現場って結局みんなで使う空間なんですよね。自分の資材がはみ出して隣の職人さんの動線を塞いでたら、それは自分のミスじゃなくても事故につながる可能性がある。だからこそ、置き場のルールって個人の美意識の話じゃなくて、現場全体で共有すべき安全対策なんだと思うんです。

元請けさんや現場監督さんが細かく指示してくれないことも多いですから、そこは職人同士で声をかけ合って、暗黙のルールを作っていくしかない部分もあると思います。「ここ通るから避けてもらっていいですか」の一言が言える現場は、たぶん事故も少ないはずなんです。

片付けや声出しって、技術でも経験値でもなく、今日からでも変えられる習慣だと思うんですよね。職人PRIDEのみなさんの現場が、今日も安全に終わりますように。そんな気持ちで書きました。

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