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忙しい時期と暇な時期の差、どう埋めてますか?一人親方の「仕事のならし方」の話

忙しい時期と暇な時期の差、どう埋めてますか?一人親方の「仕事のならし方」の話

エアコンの現場をやってると、夏前から真夏にかけての忙しさと、秋から冬にかけての落ち着きの差って結構ありますよね。僕もいろんな職人さんと話す中で、「繁忙期は体がもたないくらい忙しいのに、閑散期になると逆に不安になる」っていう声を本当によく聞くんです。今日はその波をどう均していくかっていう、一人親方ならではの働き方の話をしてみようと思います。

繁忙期に「詰め込みすぎる」ことのツケ

忙しい時期って、声がかかったらつい全部受けたくなるじゃないですか。断ると次から呼ばれなくなるんじゃないかっていう不安もあるし、単純に稼げる時期だから稼いでおきたいっていう気持ちもわかるんです。でも、無理に詰め込みすぎると、移動の合間の休憩がなくなったり、確認作業が雑になったりして、結局はミスや手戻りにつながることが多いんですよね。

特に真夏の現場は体力の消耗も激しいので、1日に入れる現場数を「絶対にこれ以上増やさない」っていうラインを自分の中で決めておくのは大事だと思うんです。断る勇気っていうと大げさですけど、「今週は空きがなくて」って正直に伝えるだけで、意外と相手も理解してくれることが多いんですよね。無理して受けて質を落とすより、正直に断って信頼を守るほうが、長い目で見たら得だと僕は思ってます。

それから、繁忙期だからこそ「今日は絶対に無理しない現場」と「多少きつくても頑張る現場」をあらかじめ分けておくっていうやり方をしてる職人さんもいます。全部を同じ力の入れ方でやろうとするから疲弊するわけで、優先順位をつけるだけで気持ちの余裕がだいぶ変わってくると思うんですよね。

閑散期の不安、どう向き合うか

逆に暇な時期になると、今度は「このまま仕事がなくなったらどうしよう」っていう不安が出てきますよね。これは一人親方特有の悩みで、会社員だと給料は変わらないけど、個人事業主だと収入が仕事量に直結するので、暇な時期の心理的な負担って結構大きいと思うんです。特にひとりで動いてると、誰かに相談することもできずに、頭の中だけで不安が膨らんでいっちゃうこともあると思うんですよね。

ただ、閑散期があるからこそできることもあって、道具のメンテナンスをじっくりやったり、資格の勉強をしたり、普段後回しにしてる事務処理を片付けたりできるのも事実なんですよね。僕がいろんな職人さんを見ていて感じるのは、閑散期を「何もない期間」じゃなくて「次の繁忙期に向けての準備期間」って捉えてる人ほど、精神的にも安定してるなっていうことです。

あと、閑散期に営業らしいことを何もしないでいると、次の繁忙期が来たときに声がかかる先が増えないままになっちゃうんですよね。暇な時期こそ、普段お世話になってる元請けさんに顔を出したり、新しい繋がりを探したりする時間に充てるっていうのも、地味だけど効果のある使い方だと思います。

付き合う元請けを分散させるという考え方

波を均す上で地味に効くのが、仕事をもらう元請けや窓口をひとつに絞りすぎないことだと思うんです。1社だけに依存してると、その会社の繁忙期・閑散期のリズムがそのまま自分のリズムになっちゃうんですよね。もし複数の窓口から声がかかる状態を作れれば、片方が暇な時期にもう片方が忙しいっていうことも起こりやすくなって、結果的に年間を通じての波が小さくなることが多いです。

もちろん、いきなり付き合いを広げるのは簡単じゃないですし、今の元請けとの関係を大事にするのも当然大切なことです。窓口を増やすっていうのは、今の付き合いを疎かにすることとは違って、あくまで自分の受け皿を広げるっていう発想なんですよね。急に仕事が減ったときの保険を、複数持っておくようなイメージに近いと思います。

職人PRIDE(プライド)のような協力業者のネットワークに入っておくと、案件の窓口がひとつじゃなくなる分、こういう波を均す選択肢が増えるっていうのは、実際に会員さんの話を聞いていても感じるところなんですよね。ひとつの現場や1社の都合に振り回されにくくなるっていうのは、精神的にもかなり大きい安心材料になると思います。

収入の波を「お金の使い方」で吸収する工夫

働き方の工夫だけじゃなくて、お金の使い方の面からも波を均すことはできると思うんです。繁忙期にがっつり稼いだ分を全部使い切らずに、閑散期用のプールとして分けておくっていうシンプルな方法ですけど、これができてるかどうかで閑散期の気持ちの余裕が全然違ってきます。

月ごとの収支をきっちり管理するのが苦手っていう職人さんも多いと思うんですけど、ざっくりでいいので「繁忙期の口座」と「生活用の口座」を分けておくだけでも、閑散期に入ったときの焦りはだいぶ減ると思うんですよね。繁忙期に入った売上をいったん別口座に移して、毎月一定額だけ生活用に戻していくっていうやり方をしてる人もいて、これだと収入の波が見えにくくなる分、精神的にも落ち着いて過ごせるみたいです。

税金や保険料の支払いも、忙しい時期の記憶が新しいうちに準備しておかないと、閑散期に入ってから慌てて資金繰りに困るっていうパターンも珍しくないんですよね。仕事の波は完全になくすことは難しくても、体の使い方とお金の使い方の両方で少しずつ均していくことはできるはずだと僕は思ってます。

波があること自体は、この仕事をやってる以上避けられない部分もあると思います。でも、その波にただ振り回されるんじゃなくて、自分なりのならし方を持っておくと、忙しい時期も暇な時期も、少しは落ち着いて過ごせるんじゃないかなと思ってます。

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