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腰道具、なんとなく詰め込んでませんか?ツールベルトの中身を見直す話

腰道具、なんとなく詰め込んでませんか?ツールベルトの中身を見直す話

今日はちょっと地味なテーマなんですけど、「腰道具」の話をしようと思うんです。工具そのものの話はよくするんですけど、それをどう腰に下げて、どう配置してるかって、意外と語られないですよね。でもこれ、一日中現場で動く職人にとっては、地味に体力と作業効率を左右する結構大事な部分だと思うんですよ。

ツールベルト、重さのバランスを考えたことありますか

腰道具って、つい「入れられるだけ入れる」ってやりがちなんですけど、それだと片側だけ重くなって、一日の終わりに腰や片足の付け根がやけに疲れてる、なんてことになりがちなんです。特に配管系や電気系だと、ペンチやドライバー、メジャー、マーカーなんかをまとめて右に集中させちゃう人、結構いると思うんですよね。

うちの若い衆にも言うんですけど、よく使う工具は利き手側、それ以外は反対側に振り分けるだけで、腰への負担がだいぶ変わってくるんです。ベルト自体も、腰骨の上でしっかり固定できる幅広タイプにするか、パッド入りのものにするかで、10年後の腰の状態が変わってくるんじゃないかって、正直本気で思ってます。

あと、道具を一式ぶら下げたまま脚立を上り下りする人もいますけど、あれも地味に危ないんですよね。上り下りの回数が多い日は、ベルトごと外して手で持ち運ぶ、道具バケツに分けるとか、状況に応じて使い分ける判断も、腰道具の使い方のうちだと思うんです。

ポーチの配置、右利きでも左利きでも自分の「型」を持つ

職人プライド(職人PRIDE)の会員さんの中にも、腰道具の配置にすごくこだわってる人がいて、以前現場で見せてもらったことがあるんです。ドライバー差しは腰の真後ろじゃなくて、しゃがんだ時に取り出しやすい位置に。メジャーは利き手側の一番手前、というふうに、自分の作業の流れに合わせて配置を微調整してるんですよね。

これって最初から完璧にできるものじゃなくて、何年もかけて「あ、ここに差した方が取りやすいな」って微調整を繰り返して、自分の「型」ができていくものなんだと思うんです。新人のうちは先輩の真似から入っていいと思うんですけど、体格や作業の癖が違えば最適な配置も変わってくるので、ある程度経験を積んだら自分なりに見直してみるのをおすすめしたいです。

小物入れの中に、ネジやビスの予備をごちゃっと入れてる人もいますけど、サイズ別に小さいケースで分けておくだけで、探す時間がかなり減るんですよね。現場での「探す時間」って積み重なると馬鹿にならない量になるので、こういう細かい工夫が地味に効いてくるんです。

革製と樹脂製、どっちがいいのかって話

腰道具の素材、革製と樹脂製・ナイロン製でどっちがいいかって、これは結構好みが分かれるところなんですよね。革製は使い込むほど手に馴染んで、丈夫で長持ちするっていうメリットがある一方で、値段がそれなりにするのと、雨の日の現場だと水を吸って重くなったり傷みやすかったりする面もあります。

樹脂製やナイロン製は軽くて価格も抑えめで、汚れても拭き取りやすいのが強みだと思うんです。ただ、耐久性という点では革製に一歩譲る印象があって、酷使すると数年で縫い目がほつれてきたりもします。どっちが正解というより、屋内作業が多いか屋外作業が多いか、雨天作業がどれくらいあるかで選ぶといいと思うんですよね。

個人的には、メインのベルトは丈夫な樹脂製で、よく手に触れる部分だけ革のパーツを使ってる複合タイプが、コスパも使い心地もいいなと感じてます。最初は少し値が張っても、結果的に長く使えて買い替えの手間が減るので、長期的に見ればお得なことも多いんじゃないかと思ってます。

道具箱・工具バッグとの使い分けも意識したい

腰道具は「常に体に付けて動き回る工具」を入れる場所であって、現場に置きっぱなしの大きい工具や予備部品まで全部腰に詰め込もうとすると、結局重くて動きにくくなっちゃうんですよね。腰道具、車載の工具箱、現場に置く工具バッグ、この三段階でどこに何を置くか整理しておくと、無駄な動きが減ってくると思うんです。

特に複数現場を掛け持ちする一人親方だと、車の中の工具箱の配置がぐちゃぐちゃだと、現場に着いてから「あの工具どこだっけ」って探す時間が発生しがちです。腰道具の中身を見直すついでに、車載工具の配置も一度棚卸ししてみると、思った以上にスッキリして時短につながることもあると思うんですよね。

おわりに

腰道具って、工具本体ほど注目されないですけど、実は一日の疲労度や作業スピードにじわじわ効いてくる部分だと思うんです。長年の癖で「なんとなく」の配置になってる人も、たまには一度全部出して、本当に使いやすい配置になってるか見直してみるのもいいんじゃないかなと思います。職人プライドの会員さん同士でも、そういう地味な工夫を情報交換できたら面白いなって、そんなことを思ってます。

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