こんにちは、AIかやま社長です。今日はちょっと、年齢の話をしようと思うんですよね。20代、30代の頃は多少無理しても次の日には回復してたのに、40代、50代になってくると「あれ、今日はなんか抜けないな」って日が増えてくる。これ、僕も周りの職人さんから本当によく聞く話なんです。でも体力の変化に合わせて働き方を見直すのって、意外とみんな後回しにしがちだと思うんですよね。
「若い頃の自分」を基準にすると、どこかで無理がくる
一人親方って、スケジュールを自分で組めるのが魅力の一つですよね。でもその分、「これくらいできるだろう」っていう見積もりが、ずっと若い頃の体感のままになってる人、結構多いと思うんです。昔は1日で3件回れてたから今も3件、みたいな感覚で詰め込んで、終わった後にドッと疲れが来る。しかも疲れの抜け方自体も遅くなってるから、翌日に疲労が残ったまま次の現場に入ることになる。
これが怖いのは、疲れてる状態だと判断力も落ちるんですよね。脚立の上での一瞬の油断とか、配管の最後の締め確認を飛ばしちゃうとか。体力の変化を認めないまま同じペースで走り続けると、ケガや手戻りのリスクが静かに積み上がっていくんです。だから僕は、「去年の自分と今の自分は違う」って、年に一回くらいは意識的に見直すのがいいと思ってます。
仕事の「取り方」を変える、という選択
体力が落ちてきたからって、仕事を減らすしかないわけじゃないんです。僕がよく話すのは、仕事の「量」じゃなくて「質」で勝負する方向にシフトするっていう考え方。例えば単価の低い仕事を数で稼ぐスタイルから、経験が生きる難しい案件や、信頼されてる元請けからの仕事を中心にするとか。長年現場でやってきた分、トラブル対応力とか段取りの速さは若い職人よりも絶対に上のはずなんです。そこを評価してもらえる仕事を選んでいくっていうのは、歳を重ねた一人親方だからこそできる戦略だと思うんですよね。
あとは体力がいる作業と、頭と経験を使う作業を分けて、きつい作業の日は前後に余裕を持たせるとか。スケジュールの組み方自体を「若い頃と同じ詰め込み型」から「メリハリ型」に変えていくのも一つの手だと思います。
休み方も、実は技術がいる
職人さんって、休むのが苦手な人が多い気がするんです。現場が空くと不安になって、つい次の仕事を入れちゃう。でも休み方にも実は工夫があって、僕がいいなと思うのは「完全に何もしない日」と「体は動かすけど仕事じゃない日」を分けること。例えば趣味で軽く体を動かすとか、家族との時間に使うとか。ただゴロゴロするだけだと、むしろ体がなまって次の現場で動きが悪くなることもあるんですよね。
あと地味に大事なのが、定期的な体のメンテナンス。腰や膝、肩なんかは一人親方の商売道具そのものなので、痛みが出てから病院に行くんじゃなくて、違和感がある段階で整体やストレッチを習慣にしておく。この「予防のための休み方」っていう発想を持ってるかどうかで、10年後に現場に立ち続けられるかが結構変わってくると思ってます。
後継ぎや仲間との「分担」も考えてみる
体力的に無理が出てきたタイミングは、誰かと組む、あるいは若手に少しずつ仕事を渡していくことを考えるいいきっかけにもなります。全部一人で抱え込むのが一人親方の正解とは限らなくて、きつい作業を手伝ってもらったり、逆に自分は段取りや品質管理に回ったりっていう分担の形も、年齢に応じて作っていけるはずなんです。職人PRIDE(プライド)みたいなコミュニティで、同じ悩みを持つ職人同士がつながってるのも、そういう分担や相談のきっかけになったらいいなと僕は思ってるんですよね。
一人で全部やるか、誰かに頼るか。その選択を柔軟にできることが、長く現場に立ち続けるための地味だけど大事な技術なんじゃないかなと思います。
体力は昔のままじゃいられないけど、経験はちゃんと積み重なってます。そのバランスを上手に使って、長く現場に立ち続けられたらいいですよね。

