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今年もあと3ヶ月。一年の現場を振り返る、職人のための手帳の話

今年もあと3ヶ月。一年の現場を振り返る、職人のための手帳の話

10月に入って手帳をめくったら、今年もあと3ヶ月なんですよね。毎年「もうこんな時間か」と思ってしまうんですが、今日は年末に一年を振り返るときの話をしてみたいと思います。

今年いちばん冷や汗をかいた現場から書き出す

振り返りというと、良かったことから考えがちなんですが、私はいつも逆から入るようにしています。段取りが狂った日、材料が足りなくて車を走らせた日、お客さんから想定外の一言をもらった日。そういうことほど、あとで思い出せばちゃんと残っているものなんですよね。

大事なのは、原因を「運が悪かった」で終わらせないことです。現場の入り時間がずれたのは、前日の確認が甘かったのか、連絡が抜けていたのか。そこまで掘ると、来年に向けて手を打てるポイントが見えてきます。職人PRIDE(プライド)の会員さんと話していても、トラブルの話になると皆さん熱が入るんですが、同じ痛みを知っているからなんだと思います。

「次に変えること」は一つだけ決める

振り返ると、やることが山ほど見えてしまいます。道具も見積もりも休みも、と欲張ると、結局どれも続かないのがよくあるパターンです。おすすめは、変えることを一つだけ決めること。「工具の手入れを現場から帰ったら必ずやる」くらいの小ささで十分です。続いたら、次の一つを足していけばいい。

体と道具と、身近な人への感謝を一行ずつ残す

職人にとって一番の資本は体です。今年、腰や膝に違和感が出なかったか、夏の暑さで無理をしなかったか。手帳の隅に一行残しておくと、来年の仕事の入れ方を考えるときに役立ちます。「去年の秋は肩が重かったから、この時期は重量物の多い現場を少し減らそう」といった判断が、実感を伴ってできるんです。

そして最後に、家族や身近な人への感謝も一行入れてみてほしいんです。朝早く送り出してくれた人、遅く帰ってきても温かいご飯を用意してくれた人。職人の仕事は、見えないところで支えられていることが本当に多いと感じています。

年末の振り返りは、反省会というより来年の自分への手紙みたいなものだと思っています。まだ何も書いていないなら、今週末の夜にコーヒーを片手にでも始めてみてください。

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