ケイズエアシステムが、普段から使用している、工具や材料をご紹介します。
楽天のURLを貼っておきますので、価格などを参考にして、ここで購入でもよし、お取引先の材料屋さんで買うもよし、一旦ケイズの社員を応援で呼んだり、ケイズの現場に体験で来て、実際の使い勝手を見てからでもよし。とにかく、道具は作業効率を上げるための必須アイテムです。
基本的な工具から、応用的な工具もありますので、ぜひ参考にしてみてください!
溶接(ロウ付け)
溶接器には、調整器やホース、火口(トーチ)などがそれぞれ必要になりますが、TASCOやBBKなどから、セット品も出ていると思います。
また、混合ガス・アセチレンバーナーには、ネット通販では、ボンベ類は基本的に購入できないと思います(未充填での販売はあります)ので、ご自身で、ご購入先を見つける必要があります。
最寄りの、管材屋さんや、ボンベ屋さんを探す必要があります。ボンベは、購入したら終わりではなく、充填したり、時には、レンタルしたり、耐圧検査をしてもらったりと、継続的なお取引になるのですが、販売店側には、「高圧ガス販売」の資格・届け出が必要になり、どこでも販売しているわけではありません。お近くの、エアコン屋さんに聞いてみてください。
関東圏なら弊社が、ご紹介します!
セット溶接器
混合ガス溶接 酸素調整器
混合ガス溶接 アセチレン調整器
混合ガス 溶接ホース(10m)
火口(トーチ)
形状は好みによるので、使ってみて決めていきましょう!ただし、エアコン屋のろう付けは、溶断用とは全く違うので、それだけは、理解して購入してください!
アセチレンバーナー
冷媒配管加工
こちらは、メーカーにより、様々な特徴があるので、使ったことあるとか、価格が安価だからとか、いろんな理由で購入を決めるのではないかと思います。弊社も、いろんなメーカーを使っていますが、その中でもおすすめのものだけご紹介しますので、他社製品などもたくさんあるので、ご自身にあったものを、選んでみてください!
フレアーマン(REX製)
数あるフレア加工工具の中で、いろいろ試した結果、これが一番使いやすい
このツールバックはセットだと思っていいくらいのシンデレラフィットグッツ!フレアーマン購入の方は、必須です!
ラチエットベンダー(3/8~3/4)
レバー式ベンダー(1/2~3/4)
レバー式ベンダーは、12.7(1/2)と、15.9(5/8)、19.1(3/4)があれば、いいのではないかと思います。
9.5も使うぞ!っていう方もいると思いますが、パッケージエアコンを取り扱うと、9.5はほとんど、液管側なので、手曲げで対応可能です。
手動式直管ベンダー(7/8~1.1/2)
これは電動のものがあったり、他メーカーもあったりしますが、数十年前から一切の規格変更がない、こちらがおすすめです。電動タイプもありますが、 新築・改修問わず、電源の取り回しが不要な手動式をおすすめします。重量も半分以下です。また、最近は、18Vや40V等のバッテリードリルドライバーも出ていて、19㎜のソケットで電動化が可能なので、こちらで十分です。
ただし、各サイズのコマ(シュー・ガイド等)は別売りですので、必要なものを徐々にそろえていってください。まずは、よく使う、25.4や28.6あたりではないでしょうか?_この2種だけでも別途10万円ほどします
(´;ω;`)ウゥゥ
この受け台は必須です。パイプに負担がかかることを軽減するのはもちろん、人件費削減になります。先端を曲げようと思うと、必ず支えが必要なので、これがないと、1人では曲げれません。
エキスパンダー(銅管拡張工具)
ロウ付け時には必須。このメーカーは最も高額なエキスパンダですが、絶対に後悔しません。というか、安価なものは公開する可能性が高いです。作業性・安全性がぴか一です。これに関しても、高くてもぜひ選んでください!
パイプカッター
この2個で、6.4~38.1まで網羅可能。なまし管は小さいほう。直管は大きいほうで切断。ベアリング機構で最速切断可能です!
試験・メンテナンス工具
耐圧試験(気密試験)
気密試験用ゲージ
ゲージは、精密機器です。消耗品の感覚で使用し、強い衝撃や経年での交換はやむを得ないでしょう。高価なのに大変ですが、配管から漏洩していないのにゲージで漏れていて、探す手間が無駄だった。なんてことにならないようにしましょう。当然ですが、探すための人件費のほうがはるかに高額です。
上記のゲージとセットの金具です。
耐圧ホース(30m)
30mあると階高のある建物でも、窒素ボンベを運搬しなくても試験可能です!
ガス漏れ検知スプレー
気密試験時にガス漏れがあった場合、下記のガス漏れ探知スプレーを使用して、特定していきます。それぞれ粘度が違い、漏洩箇所の特定に役立つので、2種類とも持っておくことを推奨します。
主に、ギュッポは、気密試験の時間が短い際に接続箇所を全数確認する際に使用しますので、箱買いがお得!
BigBlueは、微量漏れの箇所を特定する際に役に立ちます。
フロンガス検知器
あまりに出番が少ないため、他社比較できていませんが、これを使っています。フレアからの漏洩などは、すぐにわかります!(上記のギュッポが反応せずBigBlueでやっと反応するような漏洩)
フロンガス回収機
実は、これはまだ持ってないのですが、他機種を4台使ってますが、これをたまたま、使ったときに、感動のスピードだったので、1台、これだけあればいいな!と思ったので、ご紹介です。
決して安くない回収機の中でも、高額機種ですが、おそらく時間短縮を考えると、2~3年で元は取れるのではないかと思います。
ゲージマニホールド(R410 ・R32 共通)
こちらは、アイデア商品ですね。まずは、設置が、フックとマグネット。また、ホース先端には、コントロールバルブ内蔵。いろいろ部品を買いそろえなくても、これ1台で、簡潔。少し高価ですが、その他部材をそろえることを考えれば、安いと思います!
コントロールバルブ
とはいえ、こちらもフロンガス充填作業の際などには使うことも多いですね!2~3個は、持っていると、何かの時に役に立ちます!
チャージングスケール(防水)
実は、安いものは1万円台からありますが、私たちエアコン屋は、室外機で行う作業なので、突然の雨にも対応できるように、防水が絶対条件になります。安価なもので、気を使いながら作業することで、リスクとコストがかかってしまうことを避けましょう!!
真空ポンプ(ルームエアコン用はNG)
こちらも、まだ購入していませんが、次買うならこれです。排気量もさることながら、このクラスでは軽量(といっても11kgありますが)で、ポートが、なんと、3ポート(1/4・5/16・3/8)が標準搭載
今後大型空調機(20~30馬力以上)を目指す方は、こちらをおすすめ!
その際は、ホースも大口径にすることで、スピードが断然上がるそうです。(前述した回収機には、大口径ホースは付属しているかと思います)
電動工具
電動工具は近年、バッテリー式が主流なので、それらをご紹介していきます。マキタ派・パナソニック派で別れると思いますので、両方ご紹介していきます。ただし、ミルウォーキーやHILTI、Hikokiなどは、今日現在、必要な電動工具の種類が豊富が網羅されていないため、非掲載とします。
また、下記に紹介しているもの以外にも、すでにお持ちの、全ネジカッターやハンマードリルなども常備する必要があります。
バンドソー
ダクターやLアングルなどを切断する際に使用します。なくてもどうにかなりますが、無いと不便です。
レシプロソー
これは、冷媒管を撤去したり、金物を切断したりと、改修工事で解体工事等を行う際に必要な工具。作業スピードが全く違います。最近は、ACドレン(保温層付き塩ビ管)の切断にも使ってます。
マルチツール
機器の開口や、リモコン設置など、様々な内装仕上げ材等の開口で必要な工具。昔は、回し引きなどで、こまごま作業していたことが、懐かしい。
替え刃は安価な汎用品が出てますね!
ブロワー
埃を飛ばすことで、アンカー打設時のチリ埃の清掃などに役立ちます。たまに、車の掃除や腰道具の清掃にも使えますね!
ボードカッター(角穴カッター)
これも、ボード開口で使用します。点検口や、天カセの開口など、ちょっとした穴あけではなく、大々的に開口する際に必要です。想像以上にまっすぐ開口可能です。
ペン型 インパクト
ルームエアコンメインの方は、フレアツールをインパクト等で施工するため、使用していない方が多いようですが、私たちは、フレアツールは電動のものになるので、腰道具のインパクトは、ペン型の軽量重視のものを常備することが多いです。当然天カセ等のパネルや、リモコンの取り付け、ボードアンカーの設置なども、まったく問題なく施工可能です。
その他工具類
空調工事に付随する様々な工具類。直接冷媒管の施工で使うわけではないけど、必要な工具類。
アサダ 気圧アッパー
ケイズは、むかーしから炭酸アッパー。電動や空圧(コンプレッサー)もありますが、微調整や、燃費の良さが決め手です!
ケーブルキャッチャー
先端にLED内臓のものや、4m 8m 10mなど、長さや、素材も様々。あればいいだけなので、王道のマーベルを載せておきますが、お好みを探してみてください。
塩ビカッター
ACドレンは切っちゃダメ。VP管 専用です!
タジマ台車
個人的にはおすすめ。他社製品は比較していないのですが、国産なのでもっとバリエーション増やして、トップシェアになってほしい思いです。