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【#11〜どう見られている?~】あなたの尊敬する人は、どんな人?

自分がどう見えるか気になるあなたへ

商売をやっているという事だけではなく、人は生きていると、様々な人と、関わり合っています。

仕事では、元請けさん・お客さんだけでなく、協力業者さんや、社員、事務員さん、部下や、上司や同僚。
プライベートでは、家族や、友人、恋人。

このように、関わる方たちが沢山います。

では、今のあなたは、その人たちからどう見られているのでしょうか?
あなた自身は、どう見られたいと思っているのでしょうか?
そもそも、それを気にする必要はあるのでしょうか?
気にするとしたら、どのような理由があるのでしょうか?

自分はどう見られたいのか

まずは、自分が、周りからどう見られているのか?
気になりますか?

顧客からどう見られているのか?
社内でどう見られているのか?
家族からどう見られているのか?

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

仕事ができる人に見られたいですか?
いい人に見られたいですか?
かっこよく見られたいですか?
素敵な人に見られたいですか?

いずれにしても、悪く見られたい人はいませんよね?

もし、自分が、こう見られたいという理想像があるとしたら、
それは身近な人で言うと、どんな方なのでしょうか?
そして、その方の生き方は、どういう生き方をしているのでしょうか?

この人は頼りになるなぁ とか
信頼できるな
人として、尊敬できる
器が大きいな

と感じるその人は、どういう行動を普段からとっているか、観察してみるといいかもしれません。
一日一緒に仕事するというのも、いい手段でしょうし、食事などに行き、生の声を聴くのもいいですね。

このように、自分が「憧れる方」や「尊敬する方」とともに、同じ時間を過ごすというのは、大変価値のあることだと思います。
もちろん、ただ過ごすだけでなく、前述したように、どんな、行動をとっているのか(一挙手一投足という事だけではなく、考えていそうなことや、話の内容など)を意識して、観察すると、様々なことが見えてきます。

自分が尊敬する人は、どんな人か?

もし、そのような時間が取れたときに何を観察すればいいのでしょうか?

まずは、自分がなぜその人を尊敬しているのかも、気づく必要があります。
例えば、「信頼できる」というのであれば、なぜそう思うのか?
普段から、どういう事を言っているのか?その真意は、どんなことなんだろうか?

仕事に対しての、心意気や、心構え、どういう思いで、今の仕事をやってきたのか、やっているのか、やっていくのか?
その思いを、どのように周りに伝えているのか?
どういう言葉使いで、伝えているのか?

私がまだ、独立間もないころに出会った方のエピソードです。
私はまだ、自分で請け負えるような仕事はなく、応援で、現場に行っていました。

この日の、応援で行った先の作業では、昨日まで降っていた雨の影響で、水たまりが多く残る屋上で、冷媒配管の溶接作業でした。

そこでは、屋上の床から20センチほどの低い位置で、冷媒配管が施工されており、その配管を溶接で延長していくという作業を任されました。

ただ、屋上は、水たまりが多く、低い配管の溶接をする際に、ひざや肘をついて溶接することで、濡れてしまうような状況だったので、私は、しゃがみ込み、手足が濡れないように、作業していました。

そうすると、上から見えている部分の溶接は問題ないのですが、下側は目視できていませんので、何度か、ロウを流し込むためにやり直していました。
やり直すという事は、それだけ時間がかかるという事です。

そのような状況を見かねてか、私を応援で呼んでくれた会社の社長がやってきて、「ちょっと貸してみ」と言って、溶接機のトーチを私から受け取り、水たまりとなっている事をものともせず、濡れた床に頭をつけて、目視できる状態で溶接を始めたのです。

髪の毛はぬれ、ひざや、肘をついたことで、作業着はぬれ、汚れていました。
しかし、ものの数分で作業は完ぺきに完了。

私は、いかに自分が、自分本位で仕事をしているのかと痛感しました。
作業着を濡らさないようにとか、汚れないようになんて言う、くだらない考えで、目視すれば、3分で終わる作業を、何度か繰り返し、時間も材料も浪費していたのです。
しかも、自分で請け負った現場ではなく、応援で呼んでいただいた現場でです。

本気で、心を入れ替えるきっかけになった出来事でした。

のちに、その社長に、感謝の意を込めて、その時のことを話すと、
「えー俺そんな失礼なことしてたの?」
と言っておられました。

私の「職人人生」を大きく変えた一件は、その影響を及ぼした本人は、全く覚えていない程度の、日常の一コマだったようです。

自分はどう見られているのか?

前述の話に出てくる方の様に、誰かに大きな影響を及ぼしたとしても、自分は、覚えていないような些細な事、日常の事だったりします。
少なくとも私は、あの時、その方の行動がなければ、今も、自分本位の「職人もどき」として、日銭稼ぎをしていたのではないかと、恐怖を覚えるほどです。

でも、当事者は覚えていない、ただの日常だった。
という事は、日常的にその人は
「仕事を完成させるために、何でもやる」
「終わらせることが目的」
「そのプロセスに、余計な雑念は不要」

こんな思いがあるのでしょう。

これが、私が受けたその方の仕事に対する姿勢であり、
それを実行している方。そういう人として、見ています。
でも、その行動自体は、本人に記憶がないほど、日常であるという事。

これは、他人からどう見られているのか?
というのは、今まで、もしくは、今、自分がどういう思いで仕事に打ち込んでいるのか?
という事だけではないでしょうか?

「信頼できる人」というのは、信頼できることをしてきた人であり、その結果、信頼される人になって、誰かの憧れになっているのでしょう。
でもその人は、「信頼できる人」になりたくて、やってきたのではなく、仕事を、誠実に、滞りなく、事故なく、安全に行ってきた結果なだけで、それがその人の日常なのではないでしょうか?

もちろん、信頼されるには、どうしたらいいか?と考えて行動することが、第一歩になると思いますが、他人からどいう思われるかを気にして、「信頼できる人」なるのではなく、その人の生き方の結果「信頼できる人」なのではないでしょうか。

自分が、どう思われているのか気になる気持ちは、とても分かります。
でも、自分の中にないもので作っても、張りぼて、薄っぺらい偽物でしかないと思います。

どう思われるかは、どう生きているかだけではないでしょうか?

では、どう生きているかというのは、前章#10の、「目標設定」を明確にしている人なのではないでしょうか?

自分が何のために仕事をして、どんな成果を創り出したいのか?
今まで、どんな成果を創り出してきたのか?

それが、その人を作る素材であり、今のその人そのものではないでしょうか?

その目標に向かって、突き進んでいく。いろんな障害があったとしても、何とか、ゴール目指して試行錯誤していく。
そういう人が、「憧れる存在」「尊敬する人」であったり「目指す人」であったりするのではないでしょうか?

自分が、どう見られていいるのかを気になっている人は、
自分がどんな目標を立てて、どこに向かってい、今どこにいるのか?
これを、もう一度、確認してみてはいかがでしょうか?

「あ、ちょっと妥協していたな」と思う人は、
「あの人は妥協しがちだよね」「また、いい加減なことやってんだ」「すぐ約束破る人だよね」って思われているかもしれません。

逆に
「目標の達成度は順調に行っている。このまま進み続けることで、今期も目標達成だ!」って人は、
「あの人は、言ったことやる人だ」「約束守ってる人だ」「誠実な人だ」
「信頼して仕事を任せられる」
という風に、見られています。

動見られるかを気にする前に、自分が何をやってきているのかを、考えて、これからの考え方や、行動に反映していきましょう!

それが、あなたの周りからの評価です。

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